怖い話

こっくりさんこっくりさん・・・。

aloha :heart:
なんとか伝授のチャネラー被害の多さにもびっくりしましたが。
子供の頃遊びでやったこっくりさんやキューピットさんから脅かされている方もいらっしゃるんですね :su2:

こっくりさんとは・・・ ❓
白い紙に「はい・いいえ・わからない」「1~0の数字」「あ~んの50音」を書きその紙のうえに10円玉を置き、そこに参加者全員もしくは2名の人差し指を置く。

そして、「こっくりさん、こっくりさん、おいでください」と呼び出します。
しばらくして『こっくりさんいらっしゃいますか?』と質問すると、勝手に10円玉が紙の上を移動し、『はい』とか『いいえ』とか50音順の文字で言葉を作ったり数字の上を行き交い、質問に答えてくれる・・・確かこんな感じでしたね。

皆さんも色々とご存知かと思いますが、こっくりさんにまつわる怖いお話は山ほどあります。

私が聞いた事のあるエピソードは硬貨を動かしているのはそこらへんの地縛霊でこっくりさんは一種の『降霊術』なので、こっくりさんを終わらせる時、必ず「こっくりさんこっくりさんありがとうございました。どうぞお帰り下さい」と御礼を言って帰ってもらわなければならない。
稀に霊が帰らず、その場にいた誰かにとり憑いてしまうとか :ooo:
それに使った硬貨を持っている人は不幸になるとか :ooo:
色々おどろおどろしいエピソードがありましたが :ooo:

これは恐らくこっくりさんが「狐狗狸さん」と表記される事によって、狐と狸が合体したみたいな、妖怪あるいは下級な動物霊と勝手に思われていることからかもしれませんね :ooo:

狐や狸って人を騙すようなイメージがついているので、日本古来の稲荷信仰や、もともと狐の持つ神秘的あるいは、霊的なイメージからこっくりさんを日本古来から伝わる霊的な儀式のように思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、コックリさんの由来は実は国産ではないと言われています。

日本は元々『記紀神話』という神話を持つ神の国ですし、古来より「神がかり」や「憑依」などと言った「降霊術」のような儀式があった事は確かですが、こっくりさんは実は日本に伝わるそれらのお話とはまったく別物なのです。

この手の都市伝説的な怖い話とか不思議な話は、本当は不思議なままにしておいたほうがミステリアスでかっこいいのかもしれませんが :su2:
先日から私の所には、なんとか伝授の被害と同時にこっくりさん被害&こっくりさん怖い怖い病の方々から『怖くて、心配で夜も眠れないんです。』というようなメールやご質問が届いていますのでここでアンチスピリチュアルネタをお届けしましょう。

なぜ?アンチスピなのか??
だって、コックリさんの歴史を紐解いて行くと、こっくりさんは本当は狐でも狸でもない事は明らかなんですもの :su1:

さかのぼること明治十七年、増田英作という人が留学先のアメリカから、「テーブルターニング」だったかなんだったか、そういう感じのアメリカのゲームを日本に持ち込んだ事がきっかけと言われています。

もちろん、これには諸説ありまして、伊豆・下田にやって来たアメリカ人の船員が伝えたという話も残っているようですが、いずれにしても明治時代のこの時期にアメリカから・・・誰かが持ち込んだという話しはあながち嘘ではないらしい。
なぜならば、このテーブルターニングが伝わってすぐ、『アメリカからやってきた新しいゲーム』として国内で大流行した記述が残っているからだそうです :su2:

その当時は小さな竹を3本組み合わせて土台のような物を作って、その上に飯櫃(めしびつ)の蓋や、お盆なんかをのせ、そのお盆の上に手を乗せ、何かの質問するとお盆が動く・・・というシステムだったようです。

しかし、あまりにも流行過ぎてしまい人々が加熱しまくったらしく(苦笑)
このゲームのルールを教える「伝授所」や、専用の竹を売る店に対し、警察が取り調べを行う・・・といった騒ぎになったとかならないとか。

欧米では、この「テーブルターニング」だけでなく、「ウィジャ盤(ボード)」「プランセット」などと呼ばれる同様の遊びが明治時代よりももっと古くからあったようで、いずれも本物の降霊術とは一線を画した、あくまでも『遊び』として流行していたようです。
遊びなのですから当然今でもKマートで売っていてもおかしくないんですよ。
私も実際に売られている所を見たことありますが結構安価ですし、アメリカ盤人生ゲームみたいなゲームの隣に、怖いゲームというよりも占いゲーム的な軽い感じで置かれていました。

このテーブルなんとかが、日本に伝わりいつのまにか狐とか狸とかと引っ掛けられて「こっくりさん」と呼ばれるようになったらしいのですが、その語源については、「うなずく」という意味の「こっくり」が由来だという説もあれば、
「道理を告げる」という意味での「告理」(こくり)が、スタイリッシュな響きになって(笑)こっくり!!となったとかならないとかいう説が有力ではないかと私は思います :deredere:

しかも、日本でこのゲームが最初に流行したのが「花柳界」・・・だったらしい。
元は芸者さんとのお座敷遊びとして流行したそうなんですよ。

警察沙汰になった一件も、実は京都だったと言われていて・・・京都の舞妓さんや芸者さんがこの「告理」ゲームをお座敷で大流行させ、アメリカからやってきたスタイリッシュゲーム「告理」に、芸者さんらしく「さん」をつけて「告理さん」と呼んだから?という説もあるらしい(笑)

とにかく、輸入された時は大したタイトルはついていなかったテーブルターニングが、一般に広がるにつれて、いつのまにやら「狐狗狸さん」というちょっと怖い当て字がつけられ、あたかも、日本古来から存在している妖怪とか動物霊のように、怖い物へと変化していったようなのです。

だったらなんで?紙の上に置いた10円玉が動くの?
なんて思う方もいらっしゃるかもしれませんが、「潜在意識」で動かしているのかもしれませんよ :deredere:

フロイトだって人間には必ず潜在意識が存在すると言ってるし、ユングも似たようなこと言ってるし。
確か、人間の心の中というのは「氷山」のようなものなので、意識している部分が海の上に出ている部分であって、海の下には、その何倍もの無意識の部分が隠れているだったっけ?

つまり、この無意識という意識が、「潜在意識」と呼ばれるものです。

この潜在意識は、願いを叶えようとする時に、大きく発揮されるの知ってますか??
例えば、片思いの相手に対して・・・「好きな気持ちを悟られたくない」と思い、周りの人間にも彼にも気持ちを悟られずに普通に接していたつもりだったんだけど、思いっきりバレバレでした・・・なんて経験はありませんか?

それって、あなたが無意識のうちに、彼(彼女)に自分の良いところを見せようとしていたりとか(笑)
またまた無意識のうちに自分の気持ちを相手に知って欲しい、気が付いて欲しいと :ooo: ついついうっかりいつもはしない行動を、こりゃまた無意識のうちにとっているからなのです。

余談ですが「マーフィーの法則」はご存知ですか?
マーフィは「欲しい物があれば、それを手にした時の自分をイメージしなさい。そうずれば、いずれ、それはあなたの物になるでしょう」と言ってるでしょ :smile2:
「人間は、無意識のうちに、自分の願望を実現しようとする」という事なのです。
これは単純に「イメージトレーニング」です :deredere: イメトレって大事なんですから :smile2:

このイメトレ、潜在意識がコックリさんをやった後の一連の出来事にも働いているとしたら?
そう考えるとちょっと怖くなくなりませんか?

昔から「呪い」というものは存在します・・・しかし、この呪いの成功例のほとんどが、呪われた方の人がなぜだか「自分が呪われている」という事を知っている・・・ということ(笑)
呪われてるって知っているから、無意識のうちに恐怖を感じ、物事が悪い方向へ行ってしまうのと同じ仕組みで、こっくりさんが本当に存在する怖い霊だと思い込んでいるためにそうなってしまうのです。

以上があくまでも心理学でのBeBeの私見。
潜在意識以外でも硬貨が動く事に関しては色々説がありますが、私は「人間の身体の構造上の問題」なんじゃないの?
って単純に思ってます(笑)

だって長時間決して微動だにせず、常に同じ体制でじっと動いてはいけない」という行為はかなり難しい。
どんなプレイやねん!!ってぐらい過酷なことですからねぇ。

10円玉に、皆で仲良く人差し指の先っぽだけのっけて、立ち方とか体勢次第じゃかなりの圧力を指のさきっぽにかけているわけですからねぇ?絶対に動かないでいるほうが難しいのではないのかしらね :su2:

何人かでやってれば質問内容に対し『是非YESに動いてほしい」とか、もしかしたら「こっちに動くんじゃない?」という期待も混ざった潜在意識、更にはひたすら指先のっけて同じ体制でいる苦痛とが相まってなんとなく、少しずつ動いちゃったよ :ooo: なんてこともなきにしもあらずです(笑)

別に私は霊を否定しているわけではありません :ooo: :deredere:
だって :ooo: 霊とは私が3歳の時からの長いお付き合いですから、そんなものいるわけない!!なんて言いませんよもちろん(笑)もの心ついた時から共存共栄しているんですから私の場合 :su2:

ある程度の恐怖により、脳がアドレナリンを放出し、人間を心地よい気分にさせてくれるのは確かです。
そういう意味で「怖い話とかスリル」ってのは必要です。
稲川淳二の仕事がなくならないのは、結局人間はスリル好きだからなのかもしれません(笑)

心を穏やかにしてくれたり安らかな気持ちにさせてくれる宗教というものもやはり必要です。
たとえ、目に見えない物であっても、それらに対して、それ相当の報酬が生まれる事も否定はしません。

ただ、やたらめったらと人の恐怖心をあおったり、半ば脅して、高価な壷とか買わせたり、なんとかワークとか言って、幸せとか豊かさのような知識でもなく、形でもなくスキルでもないような事を伝授する・・・という類のものが、私はあまり好きではないだけです。

今日のお話を信じるも信じないもあなた次第 :ooo: こっくりさんにまつわるエピソード。
否定的に書いて見ましたが :ooo: 実は私は実際にこっくりさんで○○を見たことがあるのですよ :deredere:
なんちゃって :deredere:

mahalo :smile2:
呪うぞ?押してくれないと呪っちゃうぞ?。
それ!ぽち ❗ ❗

POSTED COMMENT

  1. しの より:

    Be-Be様

    …コックリさんやるより、相手に聞いた方が早いンじゃ…?とか思いますが(笑)
    でも「自分に都合良く物事が運んで欲しい」っていう「欲」の具現化がコックリさんだったなぁ~…なんて、今は思います

    好きなヒトの本心は知りたい…ワタシのコトを好きなら頑張る!!みたいな(;^_^A
    …勝てる勝負しかしたくないってカンジですね☆
    小学生のワタシって気が小さいヤツだったなぁ~

    来週、M先生にお会いします~!!楽しみです!!
    コーヒーと何を持って行こうかしら??

  2. より:

    Hi BeBe様、

    こっくりさん、やりました?!私が聞いたのは、お稲荷さん説を聞いてそれをずっと信じてましたが、いろいろあるんですね。歴史の勉強までできて感激。ところで何をご覧になったんですか。。。?

    そのボード、持ってます。笑
    先日、お店で売ってるのをみたらバージョンアップしていてちょっとお洒落になってました。そして、スピリチュアル系のお店では、黒猫がデザインされてるのもあって欲しくなってしまいました。とてもかわいかったんですよ?。

    このブログを読んでから、昔あった Morrissey の歌 “Outja Board, Outja Board” が頭の中をぐるんぐるん回って離れません。。。

  3. Be-Be より:

    しの様
    M先生はその場で飲める缶コーヒーが喜ぶよ(笑)

    「自分に都合良く物事が運んで欲しい」っていう「欲」は子供の時から既に芽生えているのですねぇ?。
    あきらかに指動かしてる子いたもんね(笑)

  4. Be-Be より:

    明様

    テーブルなんとか持ってるんですか??
    先月ハワイのKマートでウィジャボードは見ましたよ(笑)
    なんか昔のよりも可愛くなってた!!

    クロネコバージョンとかあるんですねぇ。
    “Outja Board, Outja Board” という歌まであるとは・・・恐るべしウィジャボード!!!

  5. dogtraining より:

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