BeBeちゃんの憂鬱

瀬戸内寂聴の不倫のネタについて一言言いたい。

aloha

約1ヶ月半ぶりに自宅に戻りました。歌舞伎町では5歩でベッドに到達する暮らしをしていますが、自宅では5歩はまだ玄関付近・・・。

私は、家の中を靴(お部屋用の靴)で歩きます。

冬場はムートンブーツが暖かいし、夏場はヒールで底がゴムになっているような、床を傷付けないサンダルで過ごします。

自宅に戻ると、窓が開けていて天井が高く猫の額であっても、とりあえず庭があって緑が感じられる生活にホッとします・・・私は田舎者なのです(笑)

数ヶ月前の話になりますが・・・知人の女性が自らの命を絶ったという連絡が入りました・・・。自殺の大きな理由は、ご主人の浮気相手からの嫌がらせが原因での鬱病だったとのこと。

何度か、私にも連絡をくれていたのですが、1ヶ月のほとんどを東京で過ごしているため、彼女と会う時間が取れず『次に福岡に戻ったら会おうね。』それが彼女との最後の連絡になってしまいました・・・。

今日、移動中にネットニュースを見ていると、ある記事が目に止まりました。(ここからはコピペでお届けします。)

作家で僧侶の瀬戸内寂聴さん(96)が26日、京都・寂庵で発売中の新著「命の限り、笑って生きたい」(光文社)の取材会を開き、「生きる=愛」という持論を説いた。

豊富な人生経験から「生きることで1番、生きたと思う瞬間や幸せなことは、やっぱり人を愛すること」と話し「愛することの究極は許すこと。ほんとに人を愛したら人を許せます。そうすると世の中がうまくいくんじゃないか」と我流の考えを明かした。

晩婚化が進む現代にも「一生、身を固くして死んでゆくのは清らかなように見えるけれど、やっぱりそれは生きたってことにならないんじゃないか。傷ついても構わないから、恋愛した方がいい」とアドバイスを送った。

昨今はニュースなどで不倫が社会問題となっているが「不倫がいけないなんて誰が言い出したんでしょうね」と涼しい顔で「恋愛っていうのは雷のように落ちてくる。(恋愛は)順序立てて来るもんじゃない」。衝動的な人間の本能に「雷のように落ちてくる不倫がいけないって今(ニュースなどで)やってますけど。そんなこと言ったら一生、男も女も1人でいるしかない」と豪快な考えも披露した。

突拍子もない寂聴さんの発言に記者から驚きの笑いが起きると「これは尼さんの瀬戸内寂聴ではなく、小説家の瀬戸内寂聴が言った。尼さんはそんなこと言っちゃいけない」と、ちゃめっ気たっぷりに笑顔を見せた。

 

この記事を読んで・・・このバアさん(瀬戸内寂聴)という人は、幾つになっても自らの人生を省みないクソ坊主なのだなぁ・・・と思ったのは、私だけでしょうか?

確かに、最近の不倫叩きは異常です・・・。

暇な主婦がお昼の番組にかじりつき、お目当の不倫タレントのCMが流れた途端、一斉にテレビ局に非難の電話をかける。

暇って本当にくだらない・・・。

私は、不倫を否定も肯定もしません。

なぜならば、不倫相手と一緒になったほうが、格段に幸せになる男性を沢山知っているし、不倫相手の女性の方が明らかに妻より優れていて、美しいというケースも多々見てきた・・・。(その逆もあるが・・・。)

だから、妻が正直なところ、妻として何ら価値のない場合の不倫・略奪は個人の自由だと思っています。

しかし・・・これは、妻が家事もせず、掃除もできない、片付けも苦手、子育て中にもかかわらず、換気扇の下でタバコを吸ってみたり・・・育児もろくにせず、ついでに夫の仕事のサポートもろくに出来ない、駄目嫁の場合に限ると思うのです。

少なくとも、亡くなった私の知人は、得意だったお裁縫のスキルを生かし、小さなリフォームショップを自宅の庭先に作り、大した稼ぎもない夫の収入を支え、ご主人の意向で子供は持たなかったけれど、それにガタくれることもなく、家事も完璧にこなす本当に素敵な奥様だった。

一度だけ、彼女の自宅兼工房にお邪魔したことがあるのですが、狭いながらもきちんと整理整頓され、ボタンや小道具の箱にはきちんと『何が入っているか』が書かれていて、その整理整頓の能力に感心させられました。

私が唐揚げが大好きという事を覚えていてくれて、帰り際に手作りの唐揚げを持たせてくれて、お料理上手で本当に素敵な奥様でした。

出張が多いご主人が、浮気を始めたのは数年前のこと・・・知人は、夫の浮気を知らされず毎日一生懸命働いて、家事をこなし、ご主人のお仕事のサポートまでしていらっしゃいました。

ある日、彼女の携帯にご主人の彼女からの嫌がらせのメールが届きました。

内容は伏せますが、ビジュアルにも恵まれ、性格も良く、妻として完璧かつ頭も良い女性がなぜ?、不倫相手の女性からこのような、酷い仕打ちを受けなくてはならないのか・・・。

そのメールを見せられた私は、腹が立って仕方がありませんでした。

彼女は、浮気相手からの執拗な嫌がらせに怯え、離婚を決意し離婚を申し出たものの、当然ご主人には却下され、結局嫌がらせに耐えながら暮らしました。

離婚というものは、いくらこちらが熱望しても、相手が拒否したら成立しません。

彼女は離婚して嫌がらせから解放されたい、彼も愛する彼女と一緒になる方が幸せなのじゃないか?と、何度も私に言っていたのですが、嫌がらせはエスカレート。

ある夜、自宅のチャイムが鳴って・・・インターホンを見たけれど、そこには誰もいなかったそうです。

 

いよいよ怖くなった彼女は、警察に相談に行ったそうですが、相手の連絡先がわからないのであれば、警察も助けようがないとのこと・・・。

相手の連絡先を絶対に言わないご主人・・・そして離婚も拒否された。

彼女が鬱病を患うのは時間の問題で・・・あっと言う間に、この世からいなくなってしまいました・・・。

彼女は、浮気相手のことを『とても怖い』と言っていましたが、『憎い』とか、』『死ねばいい』とか、そんな酷い言葉を一度も使いませんでした。(私は、ク○とか、バカとかすぐ使います。)

瀬戸内寂聴さんが言う、「生きることで1番、生きたと思う瞬間や幸せなことは、やっぱり人を愛すること」・「愛することの究極は許すこと。ほんとに人を愛したら人を許せます。そうすると世の中がうまくいくんじゃないか」

この言葉は、耳触りは非常に良いですが、これらはあくまでも、死者を出さないレベルであってほしいものですよね。

ドロドロの不倫人生だったバアさんが、自らの著書を売るためには、絶対的に不倫女性を肯定した方がよく本が売れるから・・・どこまでも、金に汚いバアさんだよまったく。

「愛することの究極は許すこと。ほんとに人を愛したら人を許せます。そうすると世の中がうまくいくんじゃないか」

私の知人は、ご主人を恨んではいませんでした・・・。

夫を愛するが故に離婚を決意し、彼や浮気相手をも許し、自らが身を引くことで、双方幸せになって欲しいと願っただけ。

彼女は全てを許したのに、結局何もうまくいかなかった・・・彼女が死んだ今、笑っているのは浮気相手の女性だけ。

いくら本を売りたい、売り上げが欲しいからと言って、ちょっとひどすぎやしないか?

同じく、私は台湾の廟(七玄宮)で『天に砂をかけたら地獄行き』の署名をして、法師様と師弟の契りを結んでいます。

同じ立場にいる人間として、「一生、身を固くして死んでゆくのは清らかなように見えるけれど、やっぱりそれは生きたってことにならないんじゃないか。傷ついても構わないから、恋愛した方がいい」

この部分は同意出来る・・・。

傷ついても構わないから人を愛する事は、その人が生きた証・・。

傷ついても構わないから恋愛した方がいい・・・その通りだと思う。

でも、不倫で傷つくのは恋愛する側だけじゃない・・・影で一生懸命夫を支えている、妻もまた傷付く。

不倫で自分の思い通りにいかない、自分が傷ついたからと言って、嫁を巻き添いにするのは話が違う。

こう言う影響力がある人が、こう言うことを言うと、『自分に都合よく誤解をする女性が増えると思う』特に不倫中の女性は、この言葉でたいそう『心が軽くなる』だろう・・・。

嫁にバレずに、秘めた関係であれば嫁や子供に迷惑はかけない。(だから私は、否定も肯定もしない)

結婚したい、嫁が邪魔・・・子供がウザい・・・そんな事を考えず、ただただ純粋に彼を愛している、と言うのであれば、私は不倫もいいんじゃないかな?とか思う。むしろ真実の愛だぜ!くらいの勢いです。(ただ・・・それで婚期を逃したとか、自分勝手な事を言うのは違うと思う。更に相手の子供を堕ろしたたとかは、もはや論外ですが・・・)

不倫の中でも、嫁がダメな奴だったりするのであれば下克上も仕方ないと思う。

何より彼が、嫁の人間性にうんざりしているのであれば、即離婚して浮気相手と一緒になった方が幸せだろう。

嫁は、嫁業を怠けていたので、結論から言うと自業自得ということになる・・・・。

 

しかし・・・私の知人のように『素晴らしい嫁だった場合』・・・間接的であっても、浮気相手に殺されると言うのは・・・正直やり切れないとしか言いようがない。

男性は、付き合う女性はきちんと選ぶべきだと思う。

不倫をするなら断然、妻より優れた女を選ぶべし。

妻より劣った女や、妻を攻撃するような女を選ぶと・・・結局大切なものを失うことになる。

POSTED COMMENT

  1. まるこ より:

    はい。まったくの同館。私はこの尼という職につきながら、欲しかないババアが大嫌い。この人の説法のなにがありがたいのか全くわからない。
    この人は人を傷つけることを正当化し自分だけを許しているババア。
    この人の師匠(坊主)もまた、仏の道に携わりながらとんでもないジジイだった・・・
    こういう人が、人を平気で傷つける。ナタを振り回して無差別に。

  2. 通行人 より:

    生きていれば辛い事・苦しい事、たくさん有りますが、そんな時に助けてくれるのは、いつも「人」だと私は思います。
    親・兄弟・友人・知人・法律家であっても構わない。
    独りで抱え込まずに話せる人がいたなら、こんな結末には至らなかったかも知れませんね。

    そして、神仏に携わった仕事をしていても、所詮、ただの人間。神様じゃない。

    若いからと言って考え方がしっかりしていない訳でもないし、そこそこ長く生きているからと言って、人として成熟している人ばかりでもない。

    現代ではTVやラジオ、ネット等の普及でどんな人が何を言ったか…、
    その言葉の影響力は、とても計り知れません。
    日常生活でも気を付けたいところです。

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