aloha
台北市内の、関聖帝君をお祀りする、とある廟の階段にはドヤ顔で水法が施されています。
次回の水法のセミナーは、12月16日(日)14時〜17時 新宿にて、鮑義忠道士を講師にお迎えして開催いたします。(こちらのセミナーの定員は、既に満員です。)
私自身、台湾の廟で修行をする前までは、水法の即効性や重要性よりも風水の知識が大切だと思い込んでいましたが、七玄宮(廟)での修行を通し、水法も風水の貴重な知識である事を学びました。
水法にもたくさんの種類がありますが、私どものセミナーでは『趙九峰の十二水口吉凶断法』をご紹介しております。(こちらは中国語の水法のテキストを、鮑先生のお母様に翻訳していただき、それを更に鮑先生が分かりやすくまとめてくださった、国内初の特別なテキストです。)
台湾には、水法だけでなく色々な水法が沢山あります。私のご先祖様には犬神つかいがいらっしゃいます。(種子島10代島主種子島幡時)種子島の海辺には、時々台湾から面白いものが流れ着きます。
種子島という場所柄、狗神の信仰も台湾の狗神や天狗がルーツのものもあります。
風水を学ぶ上で、必要とされる道教の知識ですが、実際に台湾の廟で暮らしてみると、日本に伝わっている『風水』自体に色々と誤りがある事に気付かされます。 風水とは本当に奥が深い学問です。
台湾で、本格的な神ごとや風水を学ぶ為には、まず中国語のマスターです。廟の法師様とは、神言葉(特別な言語)で会話をする為、言語の壁はあまり感じないのですが、信徒さんや諸先輩方との会話は全て中国語ですし、風水の本も中国語です・・・。この歳になって今更中国語に取り組むのは正直楽ではありませんが、自分の為に頑張ります(笑)
廟では、こんなものも日常的に見かけます。
これは蠱毒を返しています。(日本でいう呪詛返し。)呪詛はかけた本人に戻すのが一番ですからね。
蠱毒なんて未だにあるの?と、日本の人達は思うのかもしれませんが、未だにあるからこそ、こうやって廟で呪詛を返して貰う必要があるのです。
これらの貴重な知識も風水セミナーでお話ししています。(興味がある方はお問い合わせからご連絡ください♬)
こちらは、ご供養風景です。
最初のうちは、何をしているのだろう?と不思議に思っていた風景ですが、慣れてくるとお椀にお料理をよそうお手伝いをしたり、五鬼を配置したりと結構楽しいものです。
この絵図ら・・・ハタから見ると、ただご飯が並んでいるだけですが、視えている人には面白い風景が見られるのも特徴です。この手のクレイジーなお話はセミナーの中で、こぼれ話としてお届けしております(笑)
冬場は霊気(神気)が高いことから、修行向きの季節です。これから年明け、春先にかけてまた廟での修行が始まりますが、廟での新しい楽しみが一つ増えました。
犬小屋に施された魔除けや、化殺などの風水造作(笑)
可愛い子犬が廟の仲間入りです。
僕は時々噛み付きます・・・と書かれています(笑)
道教の『乩士』(キース)として、これからもしっかりと神ごとや、風水を学び自らの人生だけでなく、私が関わることが出来る人達が一人でも多く、幸せになれるお手伝いが出来るように、今後も精進いたします。