Aloha
今日は羽田への移動日でした。(ようわからん写真やけど・・・。)
今週末からは、いよいよお生徒さんたちを迎えて、神前での「道術」のお勉強会が始まります。
鮑先生のお宅(紫微垣関聖宮)に入れる人数に限りがあるため、土・日の2グループに分けての開催です。
準備を進める中で、私自身の技術や役割の「変化」について、改めて深く考える時間が増えてきたように感じます。
風水師にとって、方位は単なる方角ではなく、エネルギーの通り道です。
中でも「巽(たつみ)」つまり、南東の方位は非常に重要な意味を持ちます。
この方位は「風」を司り、人との縁、整い、そして情報の流れを象徴する場所。
風水を実践する者として、この場所の状態には人一倍気を配っています。
実は昨年、悲しい出来事がありました。
福岡の自宅の庭、まさにその巽の方位に植えていた木が、夏の暑さに耐えられず、枯れてしまいました。
10年以上、我が家の成長と変化をずっと見守ってきてくれた、大切な木でした。
お水をあげて、たくさん話しかけて、大切に育ててきた存在がいなくなるのは、身を切られるような寂しさがありました。
けれど、風水の世界では「枯れた木」をそのままにしておくことは、運気の停滞(穢れ・気枯れ)を招く、縁起の悪いこととされています。
形あるものはいつか滅びますが、その場所が持つエネルギーを澱ませてはいけません。
私は感謝と共にその木を送り出し、昨年2月に同じ場所に、枯れた木と同じ種類の木を植えました。
新しくやってきた木は、植えた当時は170cmほどでした。
先代の木に比べればまだまだ幼く、頼りなげに見えたものです。
それが、この一年。
四季を巡り、太陽の光を浴び、嵐に耐えて、今では見違えるほど大きく成長し、ついに花をつけ始めました。
10年という月日が紡いだ縁は一度途切れたように見えましたが、実はその土地に根付いた想いは新しい木に引き継がれ、さらに力強い生命力となってパワフルに成長しています。
枯れることは終わりではなく、新しいサイクルへの「バトンタッチ」だったのだと、咲き始めた花を見ながら確信しました。
実は、この「バトンタッチ」現象は、現在の私の仕事の内容にも、起きています。
かつて私の「御筆先(おふでさき)」は、目の前の「人」の悩みや未来を見るために使われていました。
しかし現在、その役割は大きく変わりました。
今は主に「神事」という、より大きな流れや公的な祈りのために、その筆を執っています。
私個人としては、特定の方を個人的に鑑定するために、その力を使うことはなくなりました。けれど、私がこれまで培ってきた「人を見る技術」を、そのまま眠らせておくのはもったいないと感じるようになったのです。
そこで今週末のお勉強会では、お生徒さんがたに、私の持つ「見立て(アセスメント)」のスキルを伝承したいと考えています。
私が考える「見立て」とは、単なる透視や占いではありません。
それは、相手の放つエネルギー、言葉の端々に宿る本音、そしてその人が置かれている環境を、道術の論理に基づいて客観的に分析する技術です。
スピリチュアルな要素を扱いながらも、いかに地に足の着いた「現実的な解決策」を提示できるか。
お生徒さんたちには、ただ「視える」ようになるのではなく、その情報をどう整理し、どう相手の人生に役立てるかという、「術」としての誇りを持ってほしいと願っています。
私が神事へとシフトしたことで空いたスペースに、新しいお生徒さんたちの才能が芽吹き、成長していく。
それは、庭の木が新しく植え替えられ、より大きく育っていく様子と重なります。巽の方位を整え、新しい木を植えたことで、私の周りの流れもより清らかになったように感じます。
今週末、お生徒さんたちにお会いできるのが本当に楽しみです。私の技術が、皆さんの手の中で新しい花を咲かせることを願って。
皆様も、身の回りの「整え」から、素敵なご縁を呼び込んでくださいね。
Mahalo




