BeBeちゃんの憂鬱

とても信頼していた人に騙されていた、私のバカっぷりをお話しします。(生命保険編)

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aloha

いつも呟いていますが・・・私は頭が悪い・・・。

頭が悪いにも色々な種類がありますが、私は『すぐ人を信用するバカ』です。
日頃その人を”いい人”だと思いこんでいると、その人が本当は”悪い人”だったとしても、こんなに”いい人”が私を騙すわけがないと、思ってしまうのです。

台湾の廟で修行をしていると、私のような乩士(霊媒)は、参拝客の餌食になります。
私のお筆先の占術は、日本では正直メジャーな占術ではないので、あまり重宝されませんが、台湾にいると引っ張りだこです。

訪れた参拝客は、私が廟の所属の正式な乩士(霊媒)だと知ると、皆さん当たり前のように、神様からの回答を私におねだりします。
中には、「九天玄女様が”メイメイ”(台湾での私の呼び名)に、神託を伝えるから、メイメイから話を聞くようにと言ったので、お筆先をお願いいたします。」なんて事を言い出す、強者もいます。

『九天玄女様からそう言われたのか?』と尋ねると、『そうだ!今まさしく九天玄女様からそのように言われた』と言って、私にお筆先を依頼する人が後を立ちません。(これ盛ってない本当の話。)

でも、大抵は嘘です・・・・(笑)

なぜなら、本人が既に『九天玄女様』から、”メイメイに聞け”とお言葉を頂戴出来ているのですから、神託も頂戴できるはずです。
でも、私に聞かなければならないという段階で、嘘なんです。
それに気づいたのは、廟で修行を始めて随分経ってからでした(笑)

大の大人が、そんなくださらない嘘をつくなんて・・・。
そして、こんなに信心深く”良い人”たちが、そんな子供みたいな嘘をつくなんて…。
そんなこと、当時は思いもしなかったのですが・・・。

人は切羽詰まったら、息を吐くように嘘を付きます。
特にお金が絡んだら、”マッハ”で最低な人間に、成り下がります。

さて、前置きはこのくらいにして・・・。
本日の、私の自虐ネタをお楽しみください。

6年前、とても信頼出来る、頭の良い男性がいらっしゃいました。(仮にAさんとしましょう。)

心根の良い方で、本当に良くできた人格者だと思って、尊敬の念と信頼を寄せていました。

6年前といえば、私はまだ経営やお金の専門的な知識が全くなく、ただの地方の主婦でした。(今もただの主婦ですが・・・笑)

講師の元で本気で経営学を学び始めたのは、この2年くらいなので、6年前はまだ風水でコンサルを行っていた時代です。

当然、フレームワークだとかインタレスト・カバレッジ・レシオ=(営業利益)+(金融収益)÷支払い利息だとか、そんな計算式がある事すら興味のない時代です。
そもそも、ただの主婦にインタレスト・カバレッジ・レシオは不要です。

そんな時代に、将来に不安を感じた私は、姉の彩の知り合いでもあったAさんに、将来のお金についての相談をしたことがあります。
すると、米国のドル建ての終身保険を、紹介されました。

僕の信頼出来る友人が保険屋さんだから、良い保険を紹介するよ・・・。

その信頼を寄せる「いい人Aさん」が、信頼出来ると言い切った男性に会ってみると・・・。

とっても嫌なやつでした・・・・。

でも、信頼出来るAさんのご紹介なら、酷い目には遭わされないだろうと、この2人を信用した私が、バカだったのです。

その保険屋(嫌な担当者)に、貯金通帳を持ってきてください。と言われたので、通帳を持っていくと・・・。

この残高なら、10年頑張ってください。
10年頑張って保険料を払ってくれれば、損はないので、まずは10年頑張って払ってください。

間違いなくそう言われました・・・。
その時、紹介者のAさんも、この内容なら問題ないと言ってくれたので、安心して帰宅しました。

そして、数日後の保険の契約の日に事件は起きました。

今から6年前の3月の話です・・・。

保険の契約の日に、保険会社に行くと、契約に同席してくれるという約束だった”良い人”のAさんは、なぜか当日そこには現れませんでした。

その代わり、Aさんの親友であるという、保険の担当者に密室に案内されました。(まぁ・・・通常は契約後とは密室よね。)

そして・・・ここからが怖いっ!!

15時までに、保険料を振り込まなければいけないので、まず時間がないので、振り込みから先に行きましょう!

と言われ、私が『Aさんが来てくれるのを、待ちたいのですが・・・。』と答えると、『まず振り込みを済ませてからにしましょう!15時まで時間がないので!』と、

異常に急かされ、会社から徒歩数分の銀行に、通帳を持って、保険料の振り込みに行かされました。

当然、振り込み完了まで担当者の彼も、アタクシに密着です。

この時、私が強く拒否すれば良かったのですが、何分信頼しているAさんの親友というお方(保険屋)なので、失礼があってはならないと、我慢をしました。

振り込み後、契約書にサインをし・・・。
改めて内容を確認すると、毎年〇〇〇万円振り込む保険と、もう一つ年間00万円程度の保険2つの契約になっています・・・。

『なんで2つなのか?1つじゃないのか?』と担当者にに訪ねると・・。
『Aさんに確認を取ったら2つで問題ない。きちんとAさんも目を通して納得してくれているので、これでいいんですよ!』

そう言われました・・・。

『Aさんが目を通してくれているのなら・・・話が違うけど、仕方ない・・・とにかく担当者の人が言うように、10年頑張って支払おう。払えない時は、すぐ辞めれると言っているし・・・。』

今となっては・・・本当に私の馬鹿ぶりが、クソ腹立つのですが・・・。

『Aさんがそう言ってるのなら大丈夫・・・10年頑張ろう!』そう思って帰宅しました。

その後、Aさんがご結婚なさった事もあり、Aさんとは疎遠になりました。

同時に、担当者に半ば強制的に銀行に連れて行かれて、契約を保険料の支払い後にさせられた憎しみが消えず、Aさんの結婚を機に、担当者を女性に変更してもらうことにしました。

今年で、6年払い続けた例の保険・・・。
約束の10年まであと4年だし、新しい担当者の女性も、とても良い方なので、改めて当時の保険内容のおさらいの為に、本日保険会社に伺いましたところ・・・。

驚愕の事実が発覚致しました。

支払い期間が10年だと思っていた保険が・・・。
まさかの65歳までの支払いに変更(延長)されていたのです・・・・。

『え?10年頑張ればいいって言ったよね?』

BeBe『あの〜。契約って10年じゃないんですか?』と恐る恐る尋ねると・・・。

担『65歳までですから・・・まだまだ先です・・・。』と申し訳なさそうな回答が・・・。

BeBe『あの・・・今、解約するとどうなります?』

担『◯6◯万円ほどの損になります・・・』

BeBe『そもそも・・・10年の契約じゃなかったのですか?』

担『いえ・・・65歳まで・・・。』

ちなみに・・・当時の担当者には、私が65歳になるまで保険の契約料(つまりバックマージン)が発生するらしいのよ。

つまり、10年と言って契約させて実際は、65歳まで払い続けなくてはならない契約の、保険だったわけです。

バックマージンは、Aさんの親友である男性の担当者にずっと入り続け、新しい女性の担当者には1円も入らないとか。

担当者が変わったなら、バックマージンも当然、新しい担当者にスイッチするものだと思っていたのに・・・。

この会社は、契約を取ったら半永久的に、バックマージンは契約をとった担当者に、入り続けるとのこと。

ここで、確実にハメられた事を悟った私・・・。

3月と言うのは、この保険会社の『決算月』のようなものだそうで、3月の成績が非常に重要であるとのこと。

つまり、私が契約書類より先に入金を急かされたのは、3月だったから…。

頭の悪い主婦の私は、口頭の『10年がんばりましょう!』を信用して指示をされたところに、サインをしてしまいました。

言葉のトリックです・・・10年頑張りましょう!(実際は二十数年以上)でも、言葉ではあくまでも10年。

もう一つ、私が騙された言葉は、『Aさんが、これなら良いと言っている。』

と言う一言です・・・。

Aさんを信頼していた私は、Aさんのプランなら大丈夫なんだ!と、信じ切っていました。

なので、契約当日にAさんがドタキャンした事、15時までに入金を!と急かされ、契約前に入金をした事。

そして、密室で2人きりにされて、指をさされたところにサインをした事、全てが計算されていたという事です。

改めて、文章にすると・・・。
「恥ずかしながら、帰って参りました!」(いや・・・違う違う。こう言う時使う言葉じゃない・・・。)

お恥ずかしながら、私の知能の低さが露見します。

人を信頼すると言うのは、恐ろしいものですね・・・・。

私は、この2人に見事に、騙されていたんです。

契約当日、指定された場所に、信頼しているAさんが同席しない段階で、逃げれば良かったんですよ・・・。

私って、なんでこんなに馬鹿なんだろう・・・。

保険ですから・・・当然途中で辞めたら大損です。

10年の払い込みだと思っていたのが、65歳までの払い込みになっているんですから”あ〜驚いた。”(マジで一生怨むレベルです。)

みなさん・・・人を信用すると、こういうことになります。
保険に限らず、お金が発生する事案は、よ〜く考えましょう。

昔そんなコマーシャルありましたよね・・・・。

『よ〜く考えよ〜♪お金は大事だよ〜♪ウ〜ウ〜ウ〜♪』
ちなみに今回騙されたのは、このCMの会社ではありませんのでご安心ください。

ちなみに、保険会社が悪いのではなく、担当者とその友人の男性二人組に騙されました・・・・。
保険会社に罪はありません・・・・。

保険のバックマージンって、いくらくらい入るのでしょうか・・・・。
紹介者にも、やはりそれなりのマージンが、入るのでしょうか・・・。

よく、『騙される方が悪いんだ!』という方がいらっしゃいますが、『騙す方はもっと悪い!』と、思います・・・・。

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POSTED COMMENT

  1. へなちょこ より:

    BeBe先生、それは災難でしたね。

    こんなひと言では到底、片付けられないのでしょうが。
    私は、更に上を行く「うつけ者」ですが、もう何年も前から、だ〜れも、信用しなくなりました。家族でさえも…←コレはコレで如何なものかと思いますが…笑。
    きっと、その「保険屋」とやら、いい事ないと思いますよ…。

  2. Julia より:

    BeBe先生、そんな背景があったとは全然知りませんでした。
    正直あり得ないです。
    担当者が途中で代わる、もしくは変更する事は時にはありますが、申込みの前に保険料を振り込む事は通常しません。
    あくまで「申し込んだ(加入意思あり)→保険料入金」の流れがセオリーです。
    担当者のいろいろは突っ込みどころ満載ですが、保険期間と払込期間は重要事項である為、実際に申し込む手続きをする際には必ず確認するところです。
    そして最終確認を終えてはじめて署名です。
    保険に限らず金融商品は用語も難解なものも多く、商品も常に変わります。
    業界の人間でも日々勉強して、顧客にわかりやすく誤解や認識不足が無いように説明する事に努めてます。
    そう言った意味でも、あり得ないです。
    (何回も言います‼️)

    解約に関しては終身保険の場合、払込期間より前でもある一定の期間を過ぎると納入保険料より解約返戻金が増える可能性もありますので、保険会社に確認する事をお勧めします。

    この様な事例は金融業界に身を置く者として、非常に腹立たしい限りです。
    先生、本当に大変でしたね。
    人を信用する事は悪い訳では無いのに、この様な輩が横行するので世知辛い世の中になってしまうのでしょうね。
    当該関係者に天罰が下るのは間違いないと思います。

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