風水

霊臭のする家 (後編)

Aloha

さて・・・。
本日は、昨日の霊臭ネタの続きで、霊臭の対策と邪鬼祓いについてお届けします。

なんか匂う・・・でもファブリーズじゃ消えない臭い・・・。
そんな匂いを感じた時はまず、沈香(伽羅)での浄化をお勧めします。

お香で浄化するだけだと、ただの浄化になってしまうので、より効果的な邪気払いの方法をご紹介します。
霊臭や悪鬼(不快な感情や視線を感じるなど)の気配を含む、邪気払いにはお不動様が頼りになります。

お不動様の真言の種類

不動明王の真言は長さの異なる3種類があ理、一般的によく知られている真言は、小咒(しょうじゅ)・一字咒(いちじしゅ)と呼ばれる短いものです。

「ノウマク サンマンダ バザラダン カン」

次に、不動明王を祀るお寺でよく唱えられており、真言としてよく紹介されているものが、中咒(ちゅうじゅ)・慈救咒(じくのしゅ)と呼ばれるものです。

「ノウマク サンマンダ バサラダン センダンマカロシャダ ソハタヤ ウンタラタ カンマン」

この真言を耳にしたことがある人は、結構いらっしゃると思います。
障害を取り除き、願いを叶えてほしいと不動明王に祈る言葉です。

真言の中で、最も長いものは大咒(だいじゅ)・火界咒(かかいしゅ)と呼ばれます。
不動明王の大咒は最強とされ、すべての魔を焼き払い、降伏させるだけでなく、あらゆる願いを叶えると言われています。

「ノウマク サラバタタギャテイビャク サラバボッケイビャク サラバタタラタ センダマカロシャダ ケンギャキギャキ サラバビギナン ウンタラタ カンマン」 

*真言の末尾のカンまたはカンマンとは、不動明王の種子(しゅじ)のことで、種子は密教において仏様を象徴する一音節の呪文で、種子真言とも言います。

つまり、この一言を唱えるだけで、世界中どこからでも、どんな環境からでも、不動明王に呼びかけることができるというわけです。

不動明王真言の7つのご利益と効果

1.悪霊退散
2.煩悩退散
3.商売繁盛
4.国家安泰
5.除災招福
6.戦勝(競争に勝つ)
7.立身出世

真言の唱え方

不動明王に限らず、真言を唱える際に守らなくてはならないのが、「三密」です。
といっても・・・コロナ禍のあの3つの密ではなく、身密・口密・意密のことです。

身密とは?

身密とは、手で印契(いんげい)を結ぶこと。
不動明王の印契は「内縛にして二頭指を立て合わせ、二大指、二水の側に押す」不動根本印(不動独鈷印)です。

内縛は、右手の指を左手の指の上にして組み、掌の中で指を交差させる組み方です。
その状態で左右の人差し指を立てて合わせ、親指で薬指の方向へ押します。(鮑先生の手印の本をご覧ください。)

手印大図鑑 鮑 義忠著 (自由国民社)

 

 

口密とは?

口密は、声に出して真言を唱えることです。
ちなみに、真言は唱えなければ効果が発動されないと言われています。無駄に大きな声を出す必要はありませんが、ある程度はっきりと口に出して唱えることが大切です。(口からきちんと音霊が吐き出されていれば、小声や囁きでも届きますが、正しく唱えましょう。)

意密とは?

意密は意(心)に御仏様の姿を思い浮かべることです。ゆっくりと呼吸を整え、背筋を伸ばし、目を閉じて瞑想しながら不動明王のお姿を念じましょう。

真言「ノウマク サンマンダ バザラダン カン」を唱えながら、お香を持ち部屋の隅々まで、きちんと清めてください。
玄関・トイレ・バスルームもお忘れなくです。

不動明王の真言は、3回・7回・21回・108回・1080回のいずれかの回数を唱えると、よりご利益があると言われていますが、これも諸説あるので、唱えられる範囲内で充分です。

沈香についてはこちらのブログをご覧ください。
霊臭のする家

沈香での浄化も大事ですが、そもそもその手の類のものが、寄りつかないお家を目指すのが理想です。

霊を寄せつけない方法とは?

簡単すぎて恐縮なのですが・・・・ちゃんとお掃除をすることです。
毎日少しずつでも、きちんと掃除をすること、整理整頓を心がけることで、霊が寄りつきにくくなります。

【風水掃除】

風水的な観点から見るトイレ掃除の重要性について。
霊の集まる場所に硫黄臭がするという話を聞いたことありませんか?トイレの硫黄臭というのは、マイナス要因を持つ霊が好む臭いだと言われています。
このことから、家の中の悪臭は出来るだけ無くした方が、集霊のリスクが軽減できます。

掃除が行き届かず、嫌な臭いがこもっている家には、一般的に霊が集まりやすいと言われています。
汚部屋の片付けとかを代行してくれる会社のYouTubeなんかを見ると・・・ペットボトルや、ゴミと化したものが積み上がっている、絶望的に汚い部屋によく普通に住めるね?Youのメンタル鋼だね?って思いません?
でも、住んでる本人そんなに困ってないから、絶望的な状況になるまで、放置できるんですよね・・・。

あの手の動画チャンネルでの共通点は、汚部屋住人の引越しとか強制退去なのですが・・・。
いざ、引越しするとなっても・・・家がゴミ屋敷なもんだから、引っ越し以前の問題にぶち当たり、焦って業者に連絡してお掃除を代行してもらう的な人が多いですよね。

そもそも論、部屋が汚いので、この生活と部屋を自力でどうにかしよう!と、思えるメンタルが維持できている人なら・・・そもそも足の踏み場も、寝る場所も無くなるほど、部屋をゴミに明け渡したりはしませんから・・・。

トイレに限らず、キッチンやバスルームの水回りが汚れたままだと、悪い霊を引き寄せる原因にもなりかねないのでご用心。お風呂の排水溝の髪の毛や、洗濯機のゴミ、キッチンの排水溝などもこまめにお掃除をして、邪気が溜まりやすい場所を無くしていくことで、運気を上げることにも繋がって行きます。

無意識の呪(のろ)いにかかって、不幸になりたくない方は、定期的な浄化とこまめなお掃除をお勧めいたします。

話は変わりますが・・・・Bucket listという言葉を皆さんご存知でしょうか?
『kick the bucket』(日本語で死ぬという意味)」が由来の言葉で、死ぬまでにやりたい事を書き込むリストのことなのですが・・・40歳を過ぎたあたりから・・・同世代の訃報を耳にする機会が増えたように感じます。

訃報に限らず、大病を患っているとか・・・入退院を繰り返しているとか・・・・。

私の職業柄、こういうことが耳に届きやすいという特性があるのかもしれませんが、スピリチュアル的な要素も関連しているような気がします・・・。

1970年代というのは驚異的なベビーラッシュでした。
簡単にいうと、たくさん産まれたから、間引きの率も高いということ・・・。

そう考えると・・・今日を当たり前に生きていられる自分が、すごく幸運なのだと痛感します・・・。

私にはまだやりたいことや、やり残した事が幾つかあるのですが・・・・年齢的にもう出来なくなってしまったものを省けば、健康な体さえあれば、幾つになってもトライできるものばかりです。

先日、神に召された友人の「海外旅行は健康な体がないと出来ない』という言葉・・・。
飛行機で長時間のフライトをする事に対し、私は全くストレスを感じないけれど・・・それは私が自力歩行ができるから。

あの世には、お金だけでなく家や車、名誉や肩書き、この世で人が執着するものは何一つとして、持って行くことはできません。

でも、思い出は持って行けます。

そこで『Bucket list』を作ることにしました・・・。

20代でチャンスはあったのに、当時お付き合いしていた彼(通称ミッドナイト君)に、罵倒されて諦めた事や・・・。
結婚という契約で諦めた事・・・・お金や時間がなくて諦めた事も含め・・・これからの人生は、死ぬまでにやりたい事を一つ一つ叶えて行こうと思います。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。