BeBeちゃんの憂鬱

Are you miss BeBe?

Aloha

マナ友の皆さんお久しぶりーふ。

先週から全くブログが更新できないほど、無駄に忙しいあたしです・・・・。
ブログ更新が出来ないほど、何がそんなに忙しかったかというと、決して宿題を頑張っていたわけではありません・・・。
そもそも宿題なんてものは、ちょっと集中すれば簡単に終わるものなので、それほど大した話ではありません・・・。

何が大変かって・・・・すれ違う教師の数名に1人の割合で『Are you miss BeBe?』と尋ねられること。

これだけなら、『Yes! I’m BeBe』で済むわけだよ。
しかし、この後に必ず『Can you tell fortunes?』 『Are you a fortune teller?』的な単語が戻ってくる。

最初は、教師の間だけで私たち姉妹が『占い師』だという話が広がったのですが、それが広がった理由は、一番初めの授業(フィリピン留学は、ほとんどがマンツーマン授業)の時に、自己紹介をした際にそう名乗ったら(I’m a fortune teller)、マッハで情報が広がったのですよ。

フィリピンでの授業は、間仕切りで仕切られたブースの中で、講師とマンツーマンで45分間の授業を行います。
(こんな感じで、狭いブースの中で45分間英語漬けにされる。)

この45分の授業内容というのは、ある程度講師が決めることができて、基本はテキストに沿って進むものなのですが、私の場合特にTOEICの対策をするわけでもなく、ワーホリとかに行くわけでもないから、授業のプランが自由に決められます。

私の目的としては、ちょっと読みたい海外のバランスシート(英文決算書)があるので、それらを解釈するのに必要な英語を学ぶのが目的なので、専門的な用語をいくつかやったらそれで授業が終わってしまうわけです・・・。

私の担当講師は20代の女性と30代の男性講師なのですが、特に20代の女性講師にとっては、占いと言うのはエンターテイメント以外の何者でもないわけですよ。

フィリピンでは、宗教上の都合もあるのかもしれませんが、街角であまり『占い師』と言うものを見かけません。
田舎の方に行くとシャーマン的な感じで存在するようですが、セブの中心地には「占いの館」なんてものは存在しませんし、日本みたいに大型のモールの中に、ちょっとしたパーテーション組んで占い師が待機してる・・・と言うような風景も、一切見かけません。

今回、私が鑑定したフィリピン人講師(数名)の年齢は、25歳〜28歳くらいなのですが、皆が口を揃えて『占いは初めて!』と言うのです。
『実際に本物を見たことがない!』とのことで、私も姉の彩も連日引っ張りだこ状態なのです・・・。(これ大袈裟に言ってないのよ・・・本当に引っ張りだこ・・・。)

セッション中(つまり英語の授業中)、担当以外の講師が、ブースの前で『私も占ってほしい!』と待機するほどの人気ぶり。

当然ですが、対価は発生しません。(そもそも貨幣価値が違うので、彼女たちの講師としての月収で、私のセッションを30分受ける事は不可能ですから・・・・。)

講師の間で噂になると、グループレッスン中の雑談で『学校に日本の占い師』がいるよ。
と言うような類の話が教師の口から飛び出し、各グループレッスンの教室で広がっていくわけですよ・・・・。

すると、食堂とかで会う人が、『占いできるんですか?』『占って欲しいんですけど!』とか、そんな感じで尋ねてくるわけです。

そんなこんなで、先週は授業終了から生徒さん(ほとんど20代 笑)の占いを連日こなしていたものですから・・・ブログの更新がままならず、あっという間に1週間経っていました・・・。(早い・・・・。)

週末は、60代の同期の(同じ時期に入学した生徒さん)の女性と、夕飯に韓国料理をご一緒したのですが・・・・。
食事の最中に、ビール瓶が不思議な割れ方をした途端、数年前に亡くなったご主人からのメッセージを、急遽お届けすることになりました・・・。

このご婦人・・・ご主人を亡くした当時は、陰陽師の末裔と名乗る方のところへ、そこそこのお金を支払って霊視をお願いしたりしたそうですが、陰陽師の末裔を名乗るその人から伝えられたことは、『あなたの未来が見えるけど、今は教えられない』だったそうな・・・。

おい・・・西新宿の自称陰陽師の末裔・・・表出ろっ!!(笑)

本物の霊能者を探したけど結局辿り着けず・・・数年の時を経て、私のところにお越しくださいました。(というか成り行きでそうなったのだけれど・・・。)
この日は、亡くなったご主人と、このご婦人しか知り得ないことをお伝えして、セッションを終了したのですが・・・。

何分にも・・・夕飯の最中に始めたものですから・・・お筆もなければ紙もない・・・。
あるのはボールペン1本・・・・。

久しぶりにレシートの裏にお筆書きしました・・・(笑)しかも、レシートだけじゃ足りなかったから、スーパーの袋を破ってそこに書くと言う・・・(苦笑)

こんな紙切れなのに、このご婦人は『主人からのメッセージ大切にします・・・。』と、このレシートとスーパーの袋の切れ端を、大事にお持ち帰りくださいました・・・。

本来なら専用の紙と筆で書いて差し上げられるのに・・・・まさかのレシートの裏・・・・(苦笑)
私も姉の彩も・・・なんとも・・・申し訳ない気持ちになったのでございます。

この日17時半からスタートした食事が全て終わったのは、22時ごろ・・・・。

私も姉の彩もこの日は異常に疲れ果て・・・帰宅途中にあるマッサージ店に、疲れを癒しに行きました。

そういえば、フィリピン(セブ)は人口の90%が、キリスト教徒と言われています。

ちなみに聖書では、あらゆる形態の「占い」を明確に禁止しているのをご存知でしょうか?
申命記18;10~11では、「あなたのうちに自分の息子、娘に火の中を通らせる者があってはならない。占いをする者、卜者、まじない師、呪術者、呪文を唱える者、霊媒をする者、口寄せ、死人に伺いを立てる者があってはならない」

そうはっきりと書かれているのです。(つまり私のような人間はキリスト教だと、悪魔に魂売った悪い奴っていう括りです。)

キリスト教の教えでは『占い』は、超自然的存在がいることを前提に行なわれるものだと言う認識です。
そもそも占い師は、超自然的力に頼らずとも、依頼者に関する膨大な情報を集めることが可能です。
インターネット時代においては、特定の人物に関する情報を収集することはさほど難しいことではありませんし、単純に相手を観察するだけで直感的に手に入る情報もありますし・・・。

しかし、人為的な方法では知り得ない情報を占い師が持っている場合は、その情報源が超自然的存在であることが否定できません。

ここで言う超自然的存在とは、悪魔や悪霊どものことなのですが・・・・。

悪魔は堕落した天使であり、悪霊どもはその悪魔に仕える堕落した天使たちのことです。
悪魔は神に敵対する霊的存在と言う立ち位置です。

キリスト教では、占いを行なう者は、悪魔と接触する可能性に門戸を開いていると考えます。
これは非常に危険なことで、悪魔は「光の天使」を装いながら、私たちに近づいてきます。
最初は、穏やかな光を放ちつつ、役に立つ情報や励ましを与えるかのように見せかけて、興味を持った人の魂を虜にしていきます。
これはとても悪い事だと教えられています。

このような教えから、キリスト教徒の多い国で『占い』が流行る事はあり得ないのですが・・・。
私たちは、現地のカトリックの講師陣から占いのオファーを受け、授業時間を返上して鑑定業務を行うこともしばしばです。

で・・・何が言いたいかと言うとね・・・・。
結局・・・占いって海外でも人気があるんだね・・・ってこと(笑)

たとえキリスト教徒率90%の国であっても・・・私自身は食いっぱぐれがないな・・・と、改めて自分のスキルに感謝したのでございます。

そんなこんなで、先週は全くブログの更新が出来なかった私ですが、昨日は担当講師のJim先生と”幼きイエス”に会いに行きました。
奇跡を起こすお人形のお話はまた明日。

mahalo

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