ａｌｏｈａ
九州地方を襲った豪雨、避難勧告が出たエリアにお住いの、クライアントさんに安否確認の連絡をしたら、ギリギリで事なきを得たとの回答・・・皆さん口を揃えて風水かなぁ・・・と。
風水で期待できる効果は３割程度、たかが３割ですがこんな時に『BeBeちゃんの風水対策のおかげで命拾いしたよ。』と言ってもらえると、たとえそれが嘘でも嬉しいものです。
嘘も方便・・・この方便ということば実は仏教用語だという事はご存知でしょうか？
仏教においては、自惚れが強い私たちに自力無功を知らせ、絶対の幸福、無碍の一道の他力まで誘導するのに、阿弥陀仏や師主知識は種々に善巧方便なされていると説かれています。
蓮如上人仰せられ候、「方便を悪しということは有る間敷なり。方便を以て真実を顕わす廃立の義、よくよく知るべし。
弥陀・釈迦・善知識の善巧方便によりて、真実の信をば獲ることなる」由、仰せられ候と云々（御一代記聞書）
“蓮如上人が仰せになった。
「方便など要らないなどとは、言語道断、言うべきことではない。恐ろしい大法謗である。方便からしか真実に入れぬと説かれた、親鸞聖人の教えが全く分かっていないのだ。
弥陀・釈迦・善知識の善巧方便によってこそ、私たちは弥陀の救いに値う（真実の信心を獲る）ことができるのである」”
どうせつくのなら人を陥れる嘘ではなく”方便”を上手く使いたいものです。
さて本日は、会社において経営陣に嫌われやすい、つまり解雇されやすい人材について・・・という、少々シュールなお題でお届けします。
私の仕事内容は実にバラエティーに飛んでいます。一般的に”風水師”といえば無駄にデカイ羅盤を持って、他人様の家の内外で方位を図り、それを図面に書き込んで、ここが”吉”だの、ここは”大吉”だから寝室にしろだの・・・そんな事をのたまう胡散臭いイメージが一般的。
日本の風水師は、現地に行かずして図面だけで、図面の北マークを目印にささっと線を引いて、数万円・・・中には数十万円というお方もいらっしゃいます。
私の基本は、風水鑑定は現地監修・・・です。最近では、ご家庭の都合で風水師が家に来てもらっては困る・・・という方からの、風水監修のご依頼を受け、深夜に鮑先生とインチキくさいカップルを装い、さりげなく現地まで物件の方位を測定しに行くという、コソ泥みたいなこともしていますが、通常は一般家庭の風水鑑定ではなく、コンサルテーション契約をしている、会社のオフィスが入っているビルの鑑定や、マンション建築の際に空き部屋の出ない、フル回転の満員御礼風水マンションをサポートしたり、新規事業拡大に伴う新店舗を探して鑑定したり・・・そういった内容のお仕事が私のメインの仕事です。
年に数回、イベント的にブログで募集をして一般家庭の風水監修も担当いたしますが、通常は一般家庭ではなく、会社やオフィス、建設中の物件などの監修がメインです。
コンサル契約をしている場合の、私の仕事内容は多岐に渡ります。社長の開運ファッションコーディネイトから、愛人のお世話、奥様のメンタルのフォローや若干斜めにグレかけた個性的なお子さんの遊び相手、ご子息の花嫁探しに、理事長の花札のお相手。
余談ですが、花札は小学校低学年の頃、父方の祖父が教えてくれました（笑）今思えばなんとも下世話なジジイだよ！ってなものですが、花札のお陰様で年配のクライアント様とも、監修先の旅館で盛り上がれるので、今となっては習っておいて良かったと、祖父に感謝しています。私の父も花札が得意で幼い頃よく遊んでもらいました（笑）
話が逸れましたが、コンサルのお仕事をしていると、どうしても経営不振からスタッフに解雇を言い渡さなければならないケースに遭遇します。これも実は私の役目・・・。たとえ生まれたばかりのお子さんが居ようと、新婚さんであろうと・・・会社に不利益をもたらすと判断すれば致し方ありません。つくづく厄をかぶる商売です・・・しかしながら、倒産目前で、もはや限界という経営不振の会社が、私との契約からわずか３年で、全盛期の３０%以上の利益を出すようになった時には、たまらない感動があります。
風水師という職業には色々な活動の仕方があるのでございます。。
私が、人員整理を依頼された時、基準にするタイプというのがあります。
まず一つ目は客観的に、周りを見通せない人です。自分の仕事にばかり力を注ぎ、そればかり優先する人というのは、周りの人への気配りや、縁の下の力持ちの存在にあまり気づきません。自分のことばかりで客観的に周りを見通せないのです。客観的に考えるのが苦手なタイプの人というのは、仕事が込み入ってくると、まるで自分ひとりが忙しいかのように、「なんで私ばかり？」「他の人は何をやってるの？」と同僚や上司に不満を持ちやすい傾向にあります。
もっと厄介なのが、経営陣にまでそれを持ち込もうとする人、『なぜ、もっと仕事しやすい環境にしてもらえないのか？』『現場の状況を把握しろ！』など、現場がもっと働きやすい環境になるように！と、先陣切って経営陣や上司に意見を言ってしまうような人。
邪魔です・・・仕事のできない人の典型です・・・。
もう少し落ち着いて周りをみてください。冷静になると、他の人も自分と同じように仕事に波があったり、それぞれの役割で責任の範囲が変わってくることなどが理解できるはず。
しかし、この手のタイプの人は、冷静になる前に自分都合の正義感で周囲にクレームをつけてしまうケースが多いものです。
経営陣としては、同じ仕事量であれば、仕事や環境に不満を持つ人よりも、今の現状で、できる限りの結果を出してくれる人がいいに決まっています。仕事量には当然波があるものですし、偏りがあることもしばしばです。大人として、それを受け入れられないようでは、戦力とみなされなくなってしまいます。
次に、数字やデータなどの、いわゆる”根拠”が上手く使いこなせないタイプの人。職場には多種多様の人がいますが、それぞれ適材適所で個々の良さを生かしつつ仕事をするというのが思想的、現実はそんなに甘くはないのでしょうが仕事という性質上、何かしらの理論的な思考は意見は必要になります。
会社においてはどのような行動であっても、効率良く成果を上げることが求められているわけですから、無駄に感情論で動く人は正直邪魔です・・・。感情論ではなく、数字やデータなど統計学的な根拠を下さい・・・・。
仕事は信頼の上に成り立っているものですから、新しいことに限らず、何かを提案する際には、きちんと根拠を示し、説明が必要な場合には具体的な数字を用いるようにするのが、仕事のできる人なのです。
あと、上司を立てられない人や、上下関係をきちんと把握できない人というのも、正直付き合いにくいですね。会話に工夫ができる人というのは重宝されます。コミニュケーション能力が乏しい人というのは、意思の疎通が出来なかったり、現場の雰囲気を乱すので、やっぱり邪魔なのです・・・。
最後に、自分を正当化することばかりに力を注ぎ、言い訳がましい人も不要です。お金を貰うからには言い訳できないのが仕事です。
常に言い訳がましく正当化が多い人というのは、自分がいかにビジネスのスキルが低いかに気づきません。
そういう向上心のない人は・・・残念です・・・。
偉そうな事を書いてみましたが・・・これらは私がコンサルを行う最にベテランの方々から教わった知識です。逆にリストラ対象にならないようにしよう！と、この記事を前向きに捉えてくださる方は、ぜひ参考にしてみてください。
７月３０日（日）に開催予定の、起業者・経営者向けの龍神召喚セミナーのお知らせでございます。（残席わずか）
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