aloha
今日は千葉県のいすみ市の東漸寺まで、大きなハスキー犬を二匹従えて、お墓の土地を探しに行きました。
このお寺はペットも一緒にお墓に入れてくださいます。一般的にお寺は、ペットはお墓には入れてくれませんが、東漸寺の住職は、犬や猫のご供養もきちんとしてくださいます。ペット供養で有名なこのお寺には、数年前鮑先生が奉納した観音様がお祀りされていて、観音様の周りにはたくさんのペット達の骨壷が並んでいます。
時々、ペットは陰の気が強いので、人間と一緒にお墓に入れてはいけない・・・などと難解な事を言う方がいらっしゃいますが、そもそもお墓自体が”陰宅”なのですから、ペットは陰の気が強いの意味がわかりません。
我が家のうきわちゃんも15歳になりました。チワワの平均寿命と言われる年齢です・・・。
彼女もいずれは、我が家のお墓に入ります。
ペットはかけがえのない家族ですから、一緒にお墓に入れるのが理想的ですよね。
お墓・・・と言うと不吉なイメージがあるかもしれませんが、生前にお墓を建てることを寿陵と言います。
この寿陵と言う言葉の由来は、元は中華圏から伝わった考え方だと言われています。
もともとは、秦の始皇帝など、各君主がこの方法に倣ってお墓を建てていたそうです。
中華圏では生前にお墓を建てると、その人は長寿になると考えられていたことから、聖徳太子もそれに倣い生前にお墓を建てたと言われています。
さらにこの寿陵は長寿以外にも、家庭円満、子孫繁栄、富貴を呼び込むなど、金運や幸運を呼び込むと信じられており、大変縁起の良いこととして捉えられていました。
中華圏と言うと、多少道教色が強いように思われるかもしれませんが、仏教においても同じく、生前に位牌や墓石を用意する、行為を”逆修”とし寿陵と同じような意味として考えられています。
まだ自分は生きている、ご両親は生きている・・・なのにお墓なんか縁起が悪くて嫌だ!と思うかもしれませんが、その考えは大間違いです。
実は真逆で、生前墓は非常に縁起が良く、子孫繁栄や富貴を呼び込む為の開運行為でもあるのです。
我が家(実家)のお墓をこの夏、吉寸に陰宅風水造作する予定です。お墓は私たち今を生きる者にとってとても大切な開運ポイントでもありますから、どうか粗末に扱わず大切にしてくださいね。
それ即ち自分の為です。