Aloha
先日、羽田へ向かうために、庶民の味方nearme(空港シャトル)に乗車したのだけど・・・同乗者がなかなかの強者揃いだった・・・。
まず1人めは、社内でオンライン会議を強行するコンサルっぽい人。
そしてもう1人は・・・龍つかいセミナーに参加して龍を使えるようになったという強者。
しかも、龍使いセミナーは3000円なのだそうな・・・・。
基本的には誰でも参加可能だけど、紹介者がいないと、参加できないらしい・・・・。
ご紹介します!!と言われたけど・・・笑顔で断った・・・・。(ちょっと行ってみたいけど、やっぱやめとくわ・・・・。)
セミナーに出て、マスターから龍を何匹か分けてもらうのだそうです。
それはそれで興味深いし・・・70匹とかの沢山の龍を従えている人間様もいらっしゃるぐらいだから・・・・龍についてあれこれ口出しする気はないけど、私がちょっと引っかかったのは、マスターから『八大龍王』をつけて貰った・・・・という件。
ちょっと気になったので、『八大龍王』という龍がついてるんですか?
と天真爛漫に聞いてみたら、『そう!八大龍王という龍がついている。』とおっしゃる。
そこで、もう一度聞いてみた・・・八大龍王様がついてるんですか?
それとも、天龍八部衆が後ろに背に控えてるんですか?と尋ねると・・・。
『八大龍王様』という龍がついてる!!とおっしゃる。
ちなみに豆知識なのだけど・・・。
八大龍王様とは、八つの龍族の御法善神(ごほうぜんじん)天竜八部衆の中で、龍部をまとめる八人の龍王様のことで、天竜八部衆の名は、お釈迦様が霊鷲山(りょうじゅせん)で法華経(ほけきょう)を説かれたとき、「妙法華経序品第一」の中で名前が羅列されています。
八大龍王様には『所属』というのがあるのですが・・・・。
天部(てんぶ)・・・梵天王 帝釈天を中心とする
龍部(りゅうぶ)・・・・・龍を中心とる
乾闥婆部 (けんだつばぶ)・・・香を食べ、神々の飲料を守護する音楽神
阿修羅部(あしゅらぶ)・・・阿修羅王を中心とした修羅界の戦闘神たち
迦楼羅部(かるらぶ)・・・魔竜を払う、金翅鳥(こんじちょう)とも呼ばれる聖鳥達
緊奈羅部(きんならぶ)・・・人間にも畜生にも属さない、半人半獣の音楽神
摩睺羅伽部(まごらかぶ)・・・頭が蛇で体が人間の音楽神で神殿や祠の守護神
以上の8種族が『天龍八部衆』と言われており、八大龍王様はこの天龍八部衆に属する龍族の八王の事です。
八大龍王のお話をざっとかい摘むと・・・。(かい摘むなよ・・・)
水中の主である八大竜(龍)王はある時、幾千万億の眷属の竜達とともにお釈迦様の教えに耳を傾け、その教えの中から「覚り」を超える「阿耨多羅三藐三菩提(あのくたらさんみゃくさんぼだい、」「無上正等正覚(むじょうしょうとうしょうがく)」を得たわけですよ。
そしてそこで得た教えから、『我が人間を守護する護法の神になりましょう!』と、自ら申し出てくださったわけだ。
その結果、人間界での祈りごとは、圧倒的に龍神様への直談判が通りやすいわけです。(かなり割愛したけど・・・・。)
ちなみに、日本では、古来より各地で龍神信仰が盛んだったことから、仏教が日本に入る以前から既に様々な地域で、龍の信仰が見られました。八大龍王はそれらの信仰と習合したり、雨や水、災害など様々な出来事とも関連され信仰されてきた、水に関する龍神様八柱の総称で、明治期の廃仏毀釈の影響により八大龍王という名前を冠する神社は減ってしまいましたが、今でも深い信仰の対象になっています。
でね・・・私が聞きたかったのは・・・。(しつこいな・・・笑)
八大龍王という名前の龍がついてるのか?
それとも八大龍王のどなたかがついているのか?と、いうところ・・・・。
どうでもよさそうな話だけど・・・どうでも良くない(笑)
八大龍王様には、難陀(なんだ)、跋難陀(ばつなんだ)、娑羯羅(しゃがら)、和修吉(わしゅきち)、徳叉迦(とくしゃか)、阿那娑達多(あなばだった)、摩那斯(まなし)、優鉢羅(うはつら)というお名前がついているので・・・・。
正確には、八大龍王の難陀(なんだ)が守護しています・・・。
というのが正解なのです・・・。
しかしながら・・・この新人龍つかいさんは、我を守護する八大龍王の名前すら知らない・・・・。
あたしが言いたいこと・・・みんなわかるよね?(笑)
ツッコミどころ満載の龍つかいセミナーとやら・・・これ以上被害者が出ない事を祈ることしかできませんが・・・。
私のブログを見ている、良い子の皆さんは八大龍王様は八人いるんだということを、せめて知っておいてください。(笑)
福岡の自宅から、車で十数分のところに、今津干潟と博多湾を仕切るように「洲の崎」と呼ばれる細長い岬が延び、ここの小さなほこらに八大龍王が祀られています。
八大龍王様は、全国各地に祭られていますが、ここ今津のほこらは、臨済宗の開祖・栄西が1187~1191年に中国の宋に2度目にわたったとき、暴風雨に遭いながらも無事帰国できた感謝を込めて建立したものだと言われています。
八大龍王様に限らず、龍の一族は唯一、神界と仏界、そして人間界、幽玄界までも自由に行き来できると言われています。
だからこそ、世界中の神仏の乗り物として、眷属としてもかなりの頻度で一緒に描かれています。
私どもも数冊、共著で龍神様の本を出版させていただいております。
龍つかいセミナー参加費より安価な、1320円で自由国民社より発売中!!
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八大龍王様の件、勉強になりました。
そして共著、近所の大型書店で来週購入して勉強します。
以前龍神関係の書籍を探しておりましたが、やはり先生方が1番堅実でしかないですね。と云う事を先生のこの記事を今読んで改めて思い知らされた次第です。
私は今この本を知って早速アマゾンで買いました。嬉しいみなさんも急いで!売り切れちゃうよ!
と興奮しながら送信したら、コメント急ぎすぎです云々弾かれました。
はい、落ち着いて。嬉しいです。八大王様のこと何も知りません。これから勉強です。