aloha
楽しいはずのクリスマス🎁が、”クルシミマス”🎄になった本当の理由。
まだ読んでいない人は、取り急ぎ昨日のブログを見てね。
さて・・・私たちが搭乗予定だったJIN AIRが天候不良で欠航と案内があったのは・・・フライトの時間を随分と過ぎてからでした・・・。
飛ばないものは仕方ないです。通常であれば明日帰国する便を航空会社が案内してくれるものだ。もしくは予約時のチケットの状況にもよるが返金対応もしくは代わりの便の案内・・・これが普通。
しかしJINAIRは違いました・・・明日の便への変更を拒否（理由はエクスペディアなどのネット代理店でのチケット購入は正式なJINAIRのゲストではない為、対応不可との事、エクスペディアに代わりの便を手配してもらえとの事。）あと、JINAIRはそういうサービスはないとの事。
仕方ないのでエクスペディアに電話した・・・しかし・・・ここでエクスペディアの落とし穴・・・海外からエクスペディアに連絡すると・・・フェニックスアリゾナ（アメリカ合衆国）に繋がるケースがあるという怖い話（笑）
ちなみに海外で登場予定の便が欠航になった場合、エクスペディアは対応してくれませんので、現地で自分で航空券を手配しなくてはなりません。当然天候不良の場合の欠航の宿泊費も出ませんからこれも実費負担です、
海外に繋がっている証拠の写メを添付します。
あたくし・・トータル46分・・・アリゾナに問い合わせをしておりました・・・０３で始める番号にかけるのだから、当然日本に繋がっているとばかり思っていたが・・・海外につながるケースもありますのでエクスペディアにご用心。
さて、この程度なら散々幼い頃から海外渡航をしている私ども家族は、ビビりません。高齢の母も世界中でトラブルに巻き込まれ、沈没船にまで乗船経験があるのですから、韓国で欠航くらいでは慌てるはずもありません。
姉の彩もかなりキモが据わっておりますので、異国の地で放置プレイなんぞ朝飯前・・・空港内で寝れそうな場所を探しに、ロケ班に行ってしまいました。
しかし・・・恐るべきJINAIR!
スタッフに強く代替便の交渉をしていたら、明日の朝までに代わりの便をご案内しますので、メールアドレスを教えてください・・・と言われた。
しかもメールはきちんと日本語でお送りしますのでご安心ください。まずはこの書類にサインをして頂くと、明日の代替便のご案内をメールでご送付します。との事で、メールアドレスを書かされた・・・。
次にキャンセル申請の書類にサインをしろと言われたが、嫌な予感がしたのでそれは拒否して代替便のご連絡をいただいた際に、キャンセル申請の書類にサインを致しますと伝えた。
しかし、JINAIRからは明け方になっても、翌日の午後になってもメールは来ないのだ・・・そして翌日の夕方、やっとメールが届いた。
約束の代替便の案内だと思ってメールを開いたら・・・。
韓国語・・・しかも、代替便の案内ではなくキャンセル確認の書類にサインしろとの事・・・。
おい・・・ちょっと待て！表出ろ〜っっ！！！！！！
ちなみに、空港の中で宿泊ホテルの手配のサポートをJINAIRのスタッフにお願いしたら、まず出国手続きをしてJINAIRの事務所に行ってから、今夜の宿泊の手配をサポートすると言われた・・・。
その場にいた日本人４名もこの指示に納得し、私たちと一緒に出国手続きを済ませた・・・手荷物を受け取りスタッフに事務所はどこか尋ねたら、もう閉まったと言う・・・さっきと話が違うじゃないか！と問い詰めたら、スタッフは逃げた。
結局、私たち家族３人と英語が喋れない家族３人、ひとり旅の女性１名・・・計日本人７名が、仁川空港のロビーに放り出された・・・。
車椅子の母も当然放り出された・・・宿泊ホテルのサポートも、代わりの飛行機の案内も何もなくただ、嘘をつかれて空港のロビーに放り出されただけだった。
韓国では日本語はほとんど通じないという現実にも直面した・・・。中国語対応のスタッフはいるのに、日本語対応のスタッフはほとんどいないのです。
それでも、私たちはまだマシな方で・・・取り急ぎ下手くそな英語で問い合わせをすることができるが・・・ほかの日本人は、その頼みの英語が喋れないのだ・・・。
ここからが本当の地獄・・・英語が喋れない日本人が、ゾンビのごとく私たち姉妹に群がってくる・・・。
その度に私は、インフォメーションに同行し通訳をして代わりに交渉をして・・・他人様の宿泊のホテルの手配をサポートし、翌日の飛行機のサイトを案内し、電話に対応し・・・。
一生懸命お手伝いをしていてふと気づいたら、深夜1時を回っており、当然私たち家族が宿泊するホテルの手配もままならず、知らない日本人にお金を貸して・・・結局仁川のロビーで一夜を過ごす事になったのです。
どんな過酷な状況でも決して弱音を吐かない母と姉の彩（笑）コンビニから飲み物や食べ物が消えていく中、薄ら笑いです。
空港ロビーにキャンプを張って、私は徹夜で翌日の便を手配しつつ、少しでも条件の良い便に変更可能か？時折チケットカウンターに交渉に行くが、常に満席の為断られる。何度もカプセルホテルの空き状況を確認に行くが空かない。
万が一翌日飛行機が飛ばない場合を考えて、先手必勝で空港近くのホテルも確保した。
普通なら大した事ない作業だが、時期はクリスマスイブ・・・ホリディーシーズンで旅行客は通常の何倍もいる・・・。２４時間眠らないハブ空港の仁川は深夜に飛べなかった飛行機もあるので、空港内は徐々に人で溢れかえり地獄絵図となっていくのでした。
自分の要領の悪さを痛感したのは・・・困っている人をスルー出来ないところでした・・・。
自分の事だけフォローするのであれば、実は簡単にこの試練をクリアできたのですが、言葉が不自由な日本人がインフォメーションで立ち往生していたり、翌日の便の予約方法も、ホテルへのアクセス方法もわからず、しかも所持金2500ウォン（日本円で２５０円弱）なんて話をされると、どうしても手助けしないわけにはいかない性分のようで・・・。
私達今ちょっと手が離せないんで！とか、自分のことは自分でやってください！と強く言って、群がる日本人をシカトできる鉄のメンタルがあれば、もっと簡単だったのに・・・ついつい、いい人のフリをしてしまう自分が嫌いよ。
気がつくと、私の周りにはどんどん日本人が集まって・・・私が旅行代理店みたいになってしまった・・・。
あれこれ手配を手伝って居たら、結局自分の事は後回しになってしまいました。
いつも思うのですが・・・私がどれだけ人助けをしても、私が困った時に私を助けてくれる人は居ないんですよ・・・。日頃の行いが悪いと言われればそれまでですが（笑）
翌日も天候はあまり回復せず、福岡方面に飛ぶ飛行機は遅延を続け、大韓航空やJALは早い時間に当日便の欠航を決めてしまいました。
このままではマズイと思い、JTB長崎の知人に迷惑覚悟で連絡をすると、快く知恵を貸してくださいました。困った時に助けてもらえるって本当にありがたいものですね・・・彼の的確な指示により、複数の航空会社を予約した。
イースター航空というLCCの航空会社のサイトを教えて貰い、公式サイトから当日の便を予約。
これが運命の分かれ道で、高校生のお子さんの補講を休ませて韓国旅行をして居たご家族は、常にBADな選択をしてしまいました。
こういう状況の時は、離れたホテルに宿泊するよりも空港に留まって最新の情報を更新する方が安全なのですが、この家族は福岡の名門高校にお嬢さんを通わせているので、そんな名門校の生徒が空港で夜を明かすなんて恥を晒せない！というよくわからない理由で、空港から離れたホテルを予約し、なぜか豪雨＆積雪の真夜中の空港で３時間以上も混み合うタクシーを待ちホテルへ移動・・・。
しかも所持金2500ウォンの為、私にお金を貸せと言う・・・仕方ないのでお金を貸したら、今度は両替してくれという・・・なぜかこの状況で、闇金ウシジマ君を思い出した。
元保護司の母も、この件を隣で聞いていて・・・『子供の高学力を自慢する母親の子育てについての持論を展開していた』笑。
名門女子高に通っていたら空港に宿泊してはいけないのか？年頃の娘が空港に足止めはいかん！ならわかるが・・・名門女子高のプライドがあります！ってなんだそれ？
それ以前に私は、補講や学校を休ませてまで、韓国旅行に連れて行く母親を非難するが・・・。
しかも、買い物ししすぎて日本円を使い果たし、子連れの親の所持金が２５００ウォンという、遊び呆け病の母親の方がかなり問題だと思うが・・・まあいいや（笑）
この家族、私の指示に従っておけば確実に帰れたものの・・・慌てる古事記はなんとかで・・・当日利用航空会社の欠航が決まった事で動揺し、なんとか帰らなければ翌日も学校を休ませることになると、焦って関空を目指してしまった・・・。
韓国から福岡は１時間弱のフライト。つまり低空飛行なので天候の影響をモロに受ける・・・しかし関空ならば！と思ったのでしょうね・・・なぜか行き先を関西に変更してしまった・・・。
よく考えれば分かるだろうに・・・関西向けて飛んでも結局低空なんだし、方向は同じなんだよね・・・リスクはそれほど変わらない。関空に無事についたとしても今度は福岡までの移動があるのだよね・・・。
それを横目に、あたくしはそろそろあの方にお願いするとしよう・・・と、天候を操ることができるはずの、道教法師の鮑様に連絡・・・。
テレビでも天変地異を捲る！と公言し、実際に１０月に都内直撃の台風をそらし、私たちの便だけ台湾に飛ばした神業をお持ちなんだから、霧ぐらいなんとかなるよね？出来ないとお前嘘つきだよね？出来ないの？お前嘘つきか？と・・・口では言わないけれど、テレパシーで送るのだよ（笑）
すると・・・遅延を続けていた福岡行きの便・・・これ以上遅延するとまた昨日のように、福岡空港の使用規制22時に引っかかるのでまた欠航！というギリギリのところで・・・奇跡の福岡便がGO TO GATEに変わった！
仁川の空の霧が晴れてキャプテンがGO!サインを出したようで、無事に福岡に向けて飛んだ〜！！！！
しかし、飛ぶと見せかけてなかなか飛べないイースター航空！窓からずっと外を見ていた・・・丸一日以上一睡もしていなかったので、少しだけ意識を失ったようで次の瞬間・・・もう日本に向けて飛んでいた。
この便があと少し遅延したらまた帰れない・・・。
私達姉妹だけならなんとかするが車椅子で高齢の母を伴っていては思うように動けない。
私は母が３５歳の時の子供です・・・つまり、当時の高齢出産というヤツですね・・・。
幼い頃から母親が２０代のお母さんと少し違う事は理解していました。
母親がお友達のお母さんたちみたいに若くないという事で・・・悲しい経験もしています。
小学校の頃は、夏でも当たり前に着物を着て帯を締める母が他のお母さん達とは違う事が恥ずかしくて、姉の彩に参観日に来てもらっていました・・・。
姉の彩が来ると、お友達が若くて可愛くて、お洒落な姉の事を羨ましがってくれてとても嬉しかったのです。
高齢出産の子供であるという事は、私の人生に大きく影響しています・・・今でもネガティブな影響が多いのは否めません。
でも、私は姉の彩の妹になれた事を両親に感謝しています。
この家の子供にしてもらえた事に心から感謝しています。
JINAIRには２度と乗らないけど、これに懲りずにまたお出かけしようと思っています（笑）
余談ですが、結局関西に飛んだ家族は関空到着後の足が見つからず、帰宅は翌日になったそうです。
空港で立ち往生した日本人数名、無事に翌日帰宅できたのは、私達３名だけだった・・・こういう経験をするとやっぱり神様はいるのかもね・・・と、改めて思います（笑）
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