あなたをいじめる攻撃的な人は、人から見下されることがとても怖い、ただの弱虫なのです。

aloha

さて、今週からは東京ライフです。

先日アップした、あなたをイジメる意地悪さんは実は”ただのおバカさん”という内容の記事に多くの方からのお問い合わせや、共感のメールを頂いております。

こうして皆さんからのメールを拝見していると、攻撃的な人というのはきっと歌舞伎町に生息している黒い悪魔Gよりも、はるかに多いのだろうな・・・。決して絶滅しねぇ〜だろうな・・・と、思いました。

攻撃的な人には、いろいろな種類の人が存在します。

いつも不機嫌で威圧的な態度の人だけに限らず、普段はヒョロヒョロしていて、あまり仕事ができないくせに、いざ自分が失敗したり注意や、指示されたりすると、やたらとゴネて事をややこしくして、自分を正当化するヘタレ人間の事も含みます。

常にプリプリと怒っている、女性もめんどくさいですね〜。

攻撃的な性格の上司や先輩と関わってしまうと、常に気持ちが休まらず心身ともに疲れてしまいます。逆に部下や後輩が気が強く好戦的な場合も、接し方に気を遣います。

私の経験上ですが、人を攻撃する人というのは、基本的に気が弱い性格の人が多いように思います。

人に対して、攻撃的になってしまうのは、他人のことが怖いからであって、人から攻撃されたらどうしよう・・・と、単にビクビクなのでしょう。

誰かに攻撃される（怒られたり見下されたり、誰かに悪者にされたりすることも含みます。）前に、自分が強いところを見せて、ナメられないようにしよう。

こういう人は、自己防衛に必死です。

また、攻撃的な人というのは、ちょっとした事で物事を曲解しやすい傾向にあります。

きちんと理解せずに、「私の事を悪いと言ってるんですよね？」「私のことをバカにしているわけ？」「私を嫌っているんですよね。」と、なんでも自分勝手に、ひねくれた解釈をしてしまう性質を持っているのです。

幼少期の家庭環境に問題がある場合も多いですが、何でもかんでも幼少期の〇〇のせいにしてしまうのは、どうかと思います。

結局は、本人の性根が腐っているのです。

こういう人たちは、自らの身を守る為に人を攻撃します。

この人たちに共通しているのが、常に先制攻撃であるという事。自分が穏やかな態度を取っていると、人から嫌なことをされると思っています。

とっても弱いので、万が一攻撃された際に、出来るだけ自らのメンタルダメージを最小限に抑えたいので、常に虚勢を張っているわけです。

さらに、意地悪（攻撃的）な人というのは、自分のミスを認めたがらない、自分の弱みや劣等意識（自信のなさ）が、露見しないように自分を良く見せる事に必死です。恐怖心が攻撃となるのです。

中には、やたらと喧嘩腰な人というのも存在しますが、そういう人は、とても傷つきやすく打たれ弱い性格ゆえに、常に防衛目的で攻撃体制にあります。

他人に、やたらと攻撃的な口調や態度をとる人は、結局のところ、”弱い人間”だからです。

自らの心が恐怖で萎縮した姿勢が、変形しているだけのこと。

世間的にパッと見は、攻撃的な人の方が、仕事が出来るように見えるかもしれませんね。それはあくまでも”一見そう見える”というだけで、その正体は、あくまでもそんな自分を演出しているだけで、本音は周りの人にビクビクしている気の弱い、仕事ができない人間なのです。

他人を攻撃したくなる原因というのを考えてみました。

原因は複数存在しますが、ここではよくありがちな原因をご紹介します。

単純に、その人は心に余裕がなく、とても苦しい状態であると場合が多いということ。

例えば、既婚男性であれば、家庭に帰ったら奥さんがとても気の強い人で、子供達からも小馬鹿にされ、家では萎縮して暮らさなければならないストレスで、自分でもコントロールできないくらいイライラしてしまい、会社では周りの人に威圧的な態度をとって、自分は本当は強いんだぞ〜！と小さな自己主張をしているとか。

現状が、自分の思い通りにいかず、誰かに自分の苦しみを理解して欲しいという自分勝手な気持ちから、関係ない人に当り散らしている場合もあります。

人生があまりうまくいかない人というのは、自責の念に囚われているだけの人も存在します。そういう人は、単純に人のことを責めている間は、自分を責める意識が消えてなくなるから、麻薬のように気持ち良く感じる為、快楽の為に人をいびり倒すのです。

ここで忘れちゃいけないのが、こういう意地悪な人達が罪悪感というものを持たないか？といえば、実際はそうでもないんです。

明らかに、露骨な嫌がらせなんかをしている人というのは、自分に同調してくれる人がいる間は、強気ですが罪悪感という見えない感情は、気付かないうちに少しずつ本人の心を蝕んでいくものです。

あなたのことをいじめた相手は、じわじわと罪の意識を感じ始めます。

すると、反省するどころか、罪悪感を感じているあなたに対して、さらに攻撃的になることがあるのです。なぜならあなたと接すると、自責の念でとても嫌な気分になるからです。その正体不明のモヤモヤをあなたのせいにして、激しく攻撃してくるのです。

こういう人は、自分が嫌な奴である事を意外にも自覚していたりもするものです（笑）

いじめられているあなたは、きっと自分の事を恨んでいるに違いないと考えます。そもそも、傷つけるようなことをしたのだから、恨まれても当然なのですが、その『嫌われている』『私の事を好きじゃない』という感情だけを強く意識し、あなたが自分の事をよく思ってくれないことを、なぜか逆恨みするのです。

本当にKYですね（笑）

職場だけでなく、社会からこういう人間は排除されればいいのでしょうが、世の中には陰陽の法則というものがあって、こういう陰の気に満ちた人間がいるからこそ、陽気な人間が成り立つのでございますね。

こういう攻撃的な人を排除しようとしても無駄です。

なぜならば、攻撃的な人は攻撃の手を緩める事で、自分が仕返しされる事を恐れます。

そして、絶対に反省はしませんし、自らを省みて行いを正すこともしません。

なぜなら、彼らが改心して今までの自分の行いを反省し、虐めたり、迷惑をかけた人たちに謝ったらどうなるでしょうか？

当然、『気にしてません！！』なんて、仏の様な事をいう人はいませんから、当然激しく責められ、必死に虚勢をはって築き上げてきた自分の立場が、足元から崩れ去ってしまいます。

人を攻撃し続けるタイプの人は、反撃を非常に恐れています。

ごくごく稀に、意地悪をされても、復讐をしない様な心優しい人や、きちんと謝罪することで許してくれる寛大な人もいるものでしょうが、一般的にはそんな人は皆無に等しいのです。

攻撃心の強い人というのは、他人も自分と同じように他者を攻撃する心を持っていると思い込んで、ひたすら人を攻撃し続けます。

もはや哀れとしか言いようのない、生産性のない人間ですね。

結局、こういう意地悪な人と、かかわらなくてはいけない時は二択です。

一つ目は、なるべく距離を置き出来るだけ相手の神経を逆撫でしない様に、好きなようにやらせておく。

二つ目は、その人が立ち直れないほどの恥をかかせ、相手以上の攻撃力を備え、とことん精神的に追い込んでいく。地獄の底までお伴しますよ！と言わんばかりに徹底的に執拗に小さな事を拾い上げ、意地悪をされるたびに何かしらのアクションを起こしていく。一つの嫌がらせに対して、倍返しで攻撃していく。

さらには、パワハラで訴えるという方法もありますが、多くの人は、そこまで相手を執拗にいたぶる事なく、いじめに耐えるものでしょう。

もし、私が意地悪な人のターゲットになったとしたら、一つめを選択します。なぜなら、一つ目の方が自らの魂を気枯れさせずに済むので、自分に厄が戻りません。

二つ目の方は、『人を呪わば穴二つ』です。そういう輩に制裁を加えるのは、神様にお任せしておけばいいのです。

今すぐの制裁は降らずとも、上の目はごまかせませんからね・・・。その人が最も苦しむ形の厄が、戻るだけのことです。