新宿駅のタックル野郎にご用心

ａｌｏｈａ

今日は、ゆっくり寝れる唯一の日だったのに・・・自宅に郵便物が届いたらしく、配達員の人から早朝に叩き起こされた・・・。

私の福岡の自宅には誰もいない・・・。荷物は庭のセルフ（自分でDIYしたのです）宅配ボックスに入れてください・・・。と伝え、またうとうとすると・・・LINEのバイブの音・・・また、うとうとするとスマホのバイブが鳴り止まない・・・スマホを見ると知らない番号だったので、スルーしたらまたなり続ける・・・。

仕方ないので電話に出ると、先週交流のある会社の社長さんに、ある案件で急に呼び出された日に、紹介された男性からの電話だった・・・。

妙に爽やかな声で、『今BeBe先生のお宅の近くまで来ているのですが、先日確認し忘れた所を見て頂きたいんですよ〜。急なお願いで申し訳ないです。』と言う。

時計を見ると、まだ9時を少し過ぎたくらいの時間・・・。『今日は、予定があるので他の日でお願いしたい』と伝えると、緊急なので数分で済むという。

明らかに嫌な予感がしたので、日を改めて男性の風水師も同席させていいですか？と尋ねると、すぐ済む話なので今日にして欲しいと言われた・・・。

この方を私に紹介した社長さんに、連絡をしてみたが応答がないので、仕方なく指定された場所に行くと、男性二人が待っていた。

そして、切り出された内容は『大きな案件をご紹介するので、風水の監修費の70％を自分達に支払え。』と言う内容でした。

しかも、監修費のバックマージンは建物が建つ前に、”前払い”でお願いしたいと言う・・・。

うさんクセェ・・・・。

当然断ると・・・『ニコニコ笑顔が一変し、鬼のような形相になって、宗教やらお布施やらで金を稼いでいる奴は、ろくな人間じゃない！』と人前も憚らず暴言の限りを吐いて去っていった・・・。

『そもそも風水は環境学だから、宗教じゃないんですけどね、そんな事もご存知ないの？お布施とか宗教とかアレコレ一緒にしないでくださる？』

どうやら、この一言が彼らの怒りを１００倍にしてしまったみたいです・・・。

私は『一言多い・・・　。』

私の手元には、コーヒー代２名分と私のアイスティー１杯分の伝票が残っていた・・・。

とりあえず、『上等だよ詐欺野郎』・・・と、こっそり呟いてみた。

女性が一人で仕事をすると、どうしてこんなに舐められるのだろうか・・・。私が、ガチムチに鍛えまくったイカツイ野郎だったら、こんな対応されないだろうと思う。

『そんな日もあるよ』・・・と、とぼとぼ歩いてお部屋に戻り、部屋の掃除をして、ついでにこの1年１０ヶ月で溜まりに溜まった、服や雑貨を豪快に捨ててみた。

仕事用にストックしておいた服やタイツ・・・。消耗品の買い置きや、仕事で使うだろうと、何種類か買い揃えたパンプスに小さなバックにエコバック・・・。

気付いたら結構な量になっていたけど、部屋を見渡すと特に物が減ったようには見えません・・・でも、明らかにクローゼットや引き出しの中は、軽くなりました。

いつの間にか随分と溜め込んでいたものですね・・・。この部屋に越して来た当初は1年頑張れれば充分だと思っていましたが、気がつけば1年と10ヶ月も、狭さと古さでは、向かう所敵なし物件に住み続けている自分にビックリです。

でも住めば都で・・・結構気に入ってます（笑）何よりも出勤が楽なのと、駅まで徒歩2分なので便利なのです。

夜は、別件で新宿に行く用ができたので、新宿駅を歩いているとスレ違いざまに、男性から思いっきりタックルされた・・・。

実は、先日も大阪へ移動する際に、東京駅を歩いているとスレ違いざまに胸を掴まれ強く押され、同時にバックを引っ張られて、突き飛ばされるという、今流行りの痴漢＆引ったくりタックルに会いました。

最初は距離があるので、まさかぶつかるとは思わないのですが、すれ違う直前にいきなりにじり寄って来て、胸を思いっきり掴んで身体ごと押すんですよ。

その時、バックも一緒に引っ張られるのですが、たまたま斜めがけにしていたのでバックは盗まれなかったのですが、男は何事もなかったように数メートル歩き、いきなりダッシュで逃げて行きました・・・。

この時、６・７メートル前方を歩いていた鮑先生に『殺意が足りない！』と、こっぴどく説教された為・・・これを教訓に、今日の新宿駅ではいつタックル野郎が襲って来ても大丈夫なように、殺意のウォーキングをかましていたのですが、案の定、新宿駅の西口付近で思いっきりタックルをくらいました。

ただ、今日の私は何分にも殺意のウォーキングですから・・・タックルされる直前に身体を捻ってかわしたものの・・・横が柱だった事もあって、うまくかわせず・・・やはり吹っ飛ぶ・・・しかも柱に激突・・ツイテナイ日はツイテナイ。

でも、今日のあたくしは前回の教訓もありすぐさま立ち上がり、『おい！ちょっと待て〜！！』の叫び声と同時に立ち上がり、そいつの後を追いかけると・・・今度は別の男性が、私に猛烈なタックルを仕掛けて来ました。

どうやら、新宿駅にはタックル野郎専用の援軍がいるようです。

２度目は走っていた事もあり、かなりの勢いで吹っ飛ばされてしまい・・・立ち上がって後を追うにも・・・どいつが犯人なのか、わからない・・・最近痛めていた肋に激痛が走る・・・吐きそうなくらい痛いぞこの野郎・・・。

そして・・・ふと周りを見渡すと、不思議なことに・・・誰も私の事が目に入っていないかのように・・・みんな普通に歩いている。（都会には親切な人は居ないらしい・・・。）

そこに、ベビーカーを押した若い女性が大丈夫ですか？？？と、駆け寄って来てくださった・・・。

『私見てましたから警察に行きましょう！』と言ってくださって、とても嬉しかったです。

お腹の大きなその女性は、以前私と同じように男性からタックルされて、床に跳ね飛ばされ、立ち上がった所をまた別の男性に跳ね飛ばされて、とても危険な目にあった事があるそうです。

私の事も見ていたらしく、吹っ飛ばされた後すぐに私が立ち上がって、犯人を追いかけようとした時、明らかに別の男性がわざと私にタックルをしたのを見たそうです。

彼女の時は、警察に行ってもあまり相手にはしてもらえなかったそうで、『今日は私が目撃者ですから！』と、言ってくださいました。

吹っ飛ばされたのは私なのですが、なぜか私の代わりに涙ぐんで下さって、何だかとても、ありがたく感じました。

彼女曰く、妊婦さんや小柄な女性を狙ってタックルをする人というのが、今とても多いそうですね・・・。

調べたらタックル動画存在しました。

で・・・近くにいたお巡りさんに聞いてみたのですが・・・。

現行犯でなくてはやはり厳しいそうですね。服の上からなので痴漢にもならないらしく、基本的には泣き寝入りのようですが、明らかに悪意のあるタックルの場合は、暴行罪にはなるらしいです。

で、『その悪意はどこで判断するのか』・・・聞こうと思ったけど、おまわりさん、めんどくさそうだったのでやめときました・・・。

今度からこういう事は、女性のおまわりさんに聞こうと思います。

ちなみにタックル野郎の特徴は、帽子とマスクです・・・（なんの役にも立たん。）

そんなこんなで、祟り日の本日・・・勉強中の中国語で一言つぶやきます。

世上没有損人利己的事情、損害別人就是損害自己。

この世には、人を傷つける事で自らの利益になるということはありません。
他人を傷つけるという事は、自らを傷つけ害を招くだけですよ。

謝謝