BeBeちゃんの憂鬱

某ユーチューバーの”OFUSE”に思う事・・・・。

Aloha

祈祷師びびこちゃんが、旅立ってからそろそろ1ヶ月が、過ぎようとしています。
今日は天気が良かったので、姉の彩と北九州のアウトレットへお出かけしたのですが、道中はびびこちゃんとの思い出話ばかりでした。

ボイジャーに乗船中、ショッキングピンクのパーティーバックを、びびこちゃんに『もう使わないからあげる〜♪』って言うと、本当に嬉しそうに『ほんと?アタシピンク大好きなのよぅ〜っ♪』って・・・。とってもピンクが大好きで、私のお化粧品のお下がりをずっと大事に使ってくれて、どんな小さな贈り物でも、とっても嬉しそうに受け取ってくれる、本当に優しい人だったな・・・。

私がこの世を去った時・・・こうやって思い出話をしてくれる人は、果たしているのだろうか・・・。
そんな事を思ったりもしたけど・・・。最近は、以前よりも少し気持ちの切り替えが、早くなったように思います。

わたしにはもう一つ、気になっていることがあります。
去年の7月に余命宣告をされた、知人のことなのですが・・・私と確か同じ年か、1つか2つくらいしか変わらない知人から、最近LINEが来ないことがとても気になっています・・・。

私はその人に最後まで決して諦めるな・・・。標準治療が出来る間はどんなハードな治療でも受けてほしい、半年を1年に・・・1年を5年に・・・あわよくば20年以上の延命すら諦めるな!と伝えたのですが・・・。

苦しい治療で挫けていやしないか?痛くて悲しい思いをしていやしないか?私の言葉が重荷になってしまったのではないか・・・と、ここのところ、毎日自分を戒めています。

そんな時、Yahoo!ニュースで、奥さまがステージ4の膵臓癌を患っているという、夫婦のユーチューバーの記事が目に止まりました。
病気の治療にお金が掛かるので、クラウドファンティング的な形で一般のファンの方から、寄付を募ったお金を「OFUSE」と呼び、「ご支援いただいたお金は医療費に使うとは限りません。彼女が幸せに生きるためでしたら何にでも使わせていただきます」と言うコンセプトで、募金を募っているそうです。

病というのは、なってみないと『その怖さ』は分からないものですし、闘病している本人よりも、周りで支える人の方が辛いんですよ・・・。

病魔をやっつけて、寛解まで持ち込んで、この女性には同じような病気で頑張っている人たちの、希望の星になって欲しいと思う反面・・・OFUSEと言う言葉の使い方に対しては、違和感を感じてしまいます・・・。

お布施とは、本来読経や戒名をつけていただいたお礼として僧侶に渡す金銭のことで、昔は反物や作物、骨董品など家にあるものを、先祖供養のお礼として僧侶に渡す事もありました。

でも、これらは僧侶への報酬ではなく、本尊にお供えされるものであるべきなんです。
本尊にお納めするものだからこそ、「読経料」や「戒名料』という言い方はせず、お布施を「包む」または「納める」と言うわけです。

「布施」とは、仏教において大事な「行」のひとつで、「無条件で他人に自分の持っているものを渡す」という意味があります。これは、インドのある逸話からきており、僧侶から教えを受けた際に「何かお礼を渡したい」と考えた人が、薄汚れた布を渡したことが始まりといわれています。

貧しいためそれ以外に渡せる物がなく、汚れた布を施して渡したことから「お布施」という言葉ができたと言われています。僧侶に渡したお布施は、本尊にお供えされ、お寺のために使用されます。それによって、お寺が維持されているのです。

『言い得て妙』という言葉がありますが・・・集金をまろやかな感じにするために、『OFUSE』とアルファベット表記にしたのかもしれませんが・・・ここからは闘病中の奥様に配慮して自粛いたします・・・。

最近、彼らのOFUSEに対しての意見が賛否別れているようで、先日は別のユーチューバーのチャンネルで、彼らは詐病なのでは?という疑いをかけられ、ご本人自ら抗がん剤で抜け始めた髪を見せたり、鎖骨に埋め込まれたポートを見せるというような行為で、身の潔白を証明していらっしゃいました。

そもそも、ここまでさせる必要があるのでしょうかね?あまりに酷すぎやしませんかね?
確かに・・・当人達は、見ず知らずの方々から、お金を恵んでもらって、治療をしていらっしゃるわけですから、詐病だの何だのと言いがかりをつけられても、仕方のない事なのかもしれませんが、視聴回数稼ぐためなら、何でもするのね?『祟れ』って思っちゃうわ・・・。

そうやって、Disりまくってた人たちって・・・この女性が日々弱って、結局病には勝てませんでした。と言うような結果になったら、どう感じるのでしょうか・・・。

何やかんや言っても、OFUSEで集めたお金は、闘病しているご本人が自由に使うべきお金です。

治療だけでなく、彼女が幸せに生きる為なら何にでも使うと事前に告知して、その条件に賛同した人たちが自由に寄付をするわけですから、寄付もしていない、特に彼女たちのファンでもない、私があれこれいうのはお門違いですし、そもそも闘病している当人が何よりも辛いわけですよ・・・。

だけどね・・・お布施(OFUSE)と言う言葉を、軽々しく自我の欲求を満たすために、使うべきではないのでは?と、私は思うのです。

他人のお金に頼らず、自力で闘病していらっしゃる人が、この世にはたくさんいらっしゃるわけですしね。

 

あくまでも私個人の意見です。

POSTED COMMENT

  1. ゆらん より:

    今日、手術前検査ツアーのため朝7時から、腰痛でほぼ歩くのもシンドくなっているイケメンどんぐり付き添いの元、大学病院へ行ってきました。
    全身麻酔をするための呼吸器検査から血液検査、しまいには性病の検査まで(爆)当然すべてクリア♪

    現代は医学が物凄く進み、調べればいっぱい保険サービスがあります。
    高額医療費助成制度とか、多少高額だけど病気になってからでも入れる保険だってあるわよね。

    用途をハッキリと説明した上で、クラファンで集めたお金をどう使うかはご本人の自由なのかもしれませんが…アタクシも「オフセ」という呼び方には違和感を感じるばかりです。
    そういえば今日、入院説明のときに「何か信仰はありますか?」って看護師さんに質問されました。
    最近は信仰上の理由で病院食とか…アレコレ変えてもらえるらしい〜。

  2. シモン より:

    楽しいときは楽しく・うれしいときはうれしく
    悲しいときは悲しく・頭にきたときは怒る
    そんな感情もなくなるほど、心が詰んでしまい
    苦しいのでここから離脱できる隙を伺い
    離脱したら自死する人もいます。
    そんなふうに人生を詰ませない
    奇跡のような言葉があればいいのに。。。

  3. Be-Be より:

    ゆらんちゃん
    今月は手術だよね。
    シャバに出たらまたお茶しようね♪
    どんぐりがいてくれて良かったよ。

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