あなたを不幸にする〇〇と言う恐怖の思考。

Aloha

随分とお久しぶりの更新です。
ある方から、『ブログにアフリエイト（広告収入）をつけてもいいから、以前みたいにブログの更新頻度を上げてください。』という、優しいお言葉を頂戴しました。

そうだね・・・ブログを更新すれば、何らかの広告収入が入ってくる。
そうすることで、ブログの更新意欲は湧くけど、今度は広告収入を追いかけて、ブログの質が落ちていく。
そして、バズらせたいから、過激な事や禁忌を書いて、noteや有料コンテンツで金儲けを企てる。
そうこうするうちに、お腹に横向きのシマシマ模様が現れて、レッサーパンダのようにお腹が黒くなる。

腹黒邪（はらぐろよこしま）スピキチ（スピリチュアル基地外）の誕生だね。

師匠からの言葉は絶対だから・・・そうやってずっとブログにアフリエイトを付けずに、あたしは頑張ってきた。

最近思うのだけど、同業の人たち（同業もどきの人も含む）は皆さん、有料コンテンツやアフリエイト・SNSでの広告収入を得るために、必死だよね。

格闘家の才賀紀左衛門という方と、事実婚していて、最近事実婚解消した女性のブログの広告収入が、ひと月で200万と言う記事をネットで見たけど・・・正直羨ましい。

私なんて、睡眠時間削って必死にブログを更新しても、そもそもアフリエイト付けてないから、広告収入とかないもんね。
だったらつければ？って話だけど、スピ系の記事にアフリエイト付けたら、あっという間に胡散臭いサイトになるよね。
ただでさえ、スピとか風水とかタロットとか、占いの類の記事ってだけで、とっても胡散臭いんだもん。

話は変わるけど・・・。

数日前、共通の友人を介して、全然親しくない同級生の、新築パーティーのご招待を受けたのよ。
大きな塀で囲まれたそのお家には、プールもあって、ガレージにはメルセデスが２台止まってる写真が載ってた・・・高級そうなプードルも２匹いた。

それに比べて私の自宅の、裏側の写真・・・。

ジャングルみたい・・・・。

 

自生する百合の一種・・・つまり雑草。

『タカサゴユリ』と言う呼び名らしい・・・台湾からやってきたんだそうな。

庭の至る所に出現する・・・。

 

謎の自生百合『たかさごちゃん』が生え散らかすお庭・・・プール付きのスタイリッシュな知人の家の庭とは大違い・・・。

お庭に、勢いで作ったゴルフのパター練習コース用のホールも・・・ダンゴムシの棲み家になったから、閉鎖した。

そういえば、所有しているメルセデスのランクも違う・・・あたいは180シリーズ・・・あちらさんは、もっと遥か上のシリーズ。

彼女と私は同じ年齢・・・ついでに言うなら学歴も同等レベル・・・学部が違うだけ・・・。

学生時代の彼女は、どちらかと言うと『地味なグループだった。』（つまりダサいグループってことね。）モデル活動や、ラジオのMC、RQのお仕事や、水着のお仕事をしつつ、クラブイベントでダンサーとかしながら、野郎の皆さんにチヤホヤされてたあたいと違って、いつもアニメとか同人誌とか持ち寄って、湿った6月の畳（ひどいな・・・）みたいな、ジメジメした学生生活を送っていた彼女。

 

数十年の時を経て、私は家賃8万１５００円のボロ屋に住みながら、福岡と東京を行ったり来たりの出稼ぎ姫。

一方の彼女は、プードル２匹と私如きの身長でも、ヒールを履いたら間違いなく視界の真下にロックオン出来るであろう、少々頭頂部が涼しくなった（余計なお世話だろ・・・。）６歳年下の旦那さんと、プール付きの高級メルセデス２台所有、専業主婦。

ついでに、ハゲの旦那（おっと失礼っ！！）頭頂部が涼しい（言い直すのかよ・・・。）旦那は、成り上がりの投資家さんだそうな。

学生時代はあたいの方が圧倒的に可愛かったし、モテモテだったし（ほんまか？）、どう考えても勝ち組だったのに・・・。

今じゃあたいの方が、圧倒的に惨めな人生送ってるよね・・・。

比較し出すと、キリがない・・・.

比較って悪霊より怖い・・。

 

セオドア・ルーズベルトの名言に、「比較することは喜びを奪うことだ」と言う言葉があります。

SNSとか、他人の成功を見て、自分の生活を比べない方がいい理由はこれ。
とは言うものの、他人と自分を決して比較してはいけないかと言うと、そうとは言いきれない部分もあります。

他人と比べることで、良い意味で刺激され、奮起して、よりよい結果が生まれることもあるのは事実です。

でも、大抵は比較を拗らせて、着地点の違う奮起をするだけ。

例えば、あの女がいい車に乗ってるから・・・私もいい車に乗ろう（12年ローンで・・・。）とか・・・あの女が成功しているから、私も成功できるはずだ・・・。

奮起した結果、暗号通貨に手を出して、大損する・・・。

『比較』と言う感情は、喜びを奪い、成功も奪い、マッハで自尊心も奪っていく。

私は、『比較の女王だ』・・・。

正確には、『比較の女王だった』・・・・。

かつての私は、いつも誰かと自分を比較して、悔しがって生きていました（笑）

でも、昨年から今年にかけて・・・自分の生き方について、じっくりと考える時間を与えられたことで、比較という感情がとても恐ろしいものだという認識を、持ちました。

ある３０代の女性が、婦人科系の悪性の病気になったのですが、当時おつきあいしている方が既婚者で、彼の奥様は自分よりも、５歳以上も若い方でした。

医師から、治療をするには、出産の機能を全部切除する事を、勧められました。
でも、それを失ってしまうと、彼女は将来彼との子供を望むことが出来なくなるし、彼との性行為にも支障が出ると強く思いました。

そして彼女は、自分と本妻を比較しました・・・。

女性としての機能が全て揃っている本妻と、出産の機能を失う自分・・・・。
彼女は、連日連夜ネットで、自分の思い通りになる術式や、治療法を検索しました。
そしてある、自由診療の治療に行き着きます。

そして、彼女は主治医に告げました・・・標準治療ではなく、代替治療を選択しますと・・・。

彼女の中では、出産の機能を失うという事は、本妻に負けるという事を意味していますから・・・。

代替治療を選択し、これまで同様に彼女は、不倫を続けました。
いつか、彼が妻と別れて、自分を選んでくれるだろうと思い込み、妻より自分の方が美人でスタイルが良くて優れていると、自らを鼓舞しながら過ごしました。

告知の日から、2年と少し経ったある日・・・。

彼女は、原因不明の体調不良に襲われました。

これまで、なんとなく調子の悪い日はあったものの、気力と彼への愛で解決出来ていたのに、その日はどうしてもベッドから起き上がることができず、会社に欠勤の連絡をして少し眠ろうとうとうとしていると、枕元でLINEの着信がありました。

『今日、昼休み会えるよ♪』

彼に会えるのは2ヶ月ぶりだったそうです・・・その言葉を見た途端、彼女は体調不良が吹っ飛んで、慌ててお化粧をして彼に会いに行きます。
食事をしていると、彼が『前よりちょっと咳が増えたね。風邪長引いてる？』と言ってきたそうです。

彼女は、自分では全く気にしていなかったので、『え？いつ頃から咳してた？』と尋ねると、『半年くらい前からかなぁ・・・。』彼はそう言ったそうです・・・。

そして、食事を終えて彼は、会社に戻って行きました・・・。

彼女が彼に会えたのは、その日が最期になりました。

 

 

初動で、彼女がもし、標準治療を選択していたなら・・・結果は変わっていたかもしれません。

女性として、出産の機能を失っても、命まで失わずに済んだのかもしれません。
あの時、奥さんと自分を比較したせいで、彼女は初動で大きな過ちを犯してしまったのです。

自分と奥さんを比べたりしなければ・・・出産の機能を失っても、自分は自分だと強く思えていたならば・・・。

比較という感情は、時に『死を誘引』します。

私自身、随分と長い間苦しめられてきた、『比較』という感情を処理する能力を身につけてからは、とても生きやすくなりました。
もっと早く、気づけばよかったのに・・・と、思います（笑）

皆さんも・・・比較という感情には、どうか注意を払ってください。

 

Mahalo