神様

靈安尊王のお祭り

Aloha

先週、台湾で行われた、台北三大廟會「艋舺青山王祭」の霊験を得るため、家族総出で台北を目指しました。

 

とはいえ・・・あたくしは母が35歳の時の、なかなかの高齢出産の子供・・・。すでにアラフィフなあたくしめの年齢プラス35歳が母の年齢なので・・・超高齢の母を連れて海外へ行くのは至難の業。
父は母よりひとつ年下ですが、父の方は今年の3月まで現役で顧問業をしていた甲斐あって、足腰はしっかりしています。

 

問題は、長年専業主婦で怠け続けて来た母・・・・。
歩行スピードは、怠け者の方が圧倒的に早い・・・。

父は仏教系の大学の出身なので、『引退したら坊主にでもなろうかな。』なんて事を時々冗談混じりに口走ったりします。

ついでに、父の仲良しの同級生には、禅宗のお坊さんがいらっしゃるので、いつでも坊主になれる人・・・。そんな父が何を思ったのか、数年ぶりに台湾の廟に行ってみたいと言い出した。

父だけなら簡単に連れて行けるのだが・・・そうなると母が拗ねる・・・。
しかしながら、娘2人でほとんど歩かない(歩けないというより歩かない)母を連れて、海外旅行に行くのは不可能だという結論に達し・・・。

鮑先生にお願いして、家族の一員になってもらうことにした(笑)

ということで、風水監修九州行脚を終えて、福岡空港から台北を目指すことになりました。

到着した日はあいにくの小雨でしたが、青山宮付近は大賑わい。

初日は私の大好物『東坡肉』を食べに行きました。

翌日は、母の悲願であった乾物屋に、乾物を買いに行った(笑)

父と母が何かに取り憑かれたように乾物を買い漁ったせいで、乾物だけで重さが10キロを超えた・・・。乾物10キロを担いでくれたのも鮑先生・・・・。

しかも、鮑先生は日本からの仕事をこなしながらの、アテンド作業。(ほんとすいません。)

お次は、私と鮑先生が所属している『三峽九鳳山無極七玄宮』に参拝へ行き、併設のカフェでゆったりとした時間を楽しみ、神気をチャージしました。

夕方また「艋舺青山王祭」へと戻ると、関帝様の御神輿に遭遇!圧倒的な存在感です。

龍山寺付近で夕食をとり、デザートに豆花を食べに行きました。

さらに夜は、父と姉と鮑先生と士林夜市へと繰り出しました。

2泊3日の家族旅行でしたが、鮑先生が母の車椅子を抱えたり、押したりしてくださったお陰で、大きなトラブルもなく、言葉に不自由することもなく、家族みんなでずっと笑っていられたので、あっという間に時間が過ぎて、とても楽しい旅行になりました。

私は、自分の所属する廟にどうしても家族を連れて行きたかったので、(神様に家族を紹介したかったのです・・・。)その願いが叶ったことが、私の人生で一番の嬉しい思い出になりました。

今回の家族旅行に嫌な顔ひとつせず、笑顔で同行してくださった『鮑義忠道士』に、心から感謝申し上げます。

神恩感謝!!

 

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