一言多いあなたに捧ぐ。

ａｌｏｈａ

この仕事をしていると、顔も知らない相手と電話やメールでやり取りをすることがほとんどです。

セミナーやワークショップで実際に会える方は一握りで、ほとんどの方はブログで私の顔を知っているけど、私は相手の顔すら知らない。

特に、顔も知らない相手とのメールでのやりとりというのは非常に難しい。

相手がどんな人間かもわからず、要求を飲まなければならない。当然お金をいただくのだが、私たちの仕事は提供するサービスのガイドラインが曖昧なため、わたし的には、「これ以上の回答は有料だ！』と思っても、『相手にしてみれば、無料枠で教えろ！！』という認識のことが多々有ります。

有料で受けているお仕事も同じで、そこからは追加料金が発生する・・・とこちらは思っても、相手側は『お金払ってるんだから当然だろ？もやもやしたくないから全部答えろよ。』となるのだ。

どんな仕事も同じだけれど、我慢にも限界があるよね。

そうは言っても、こういう仕事だと我慢しなきゃいけない場面ばかりです。うっかりしたことを言えば、『脅かされた、怖い』と言われてインチキ霊能者呼ばわりです。（インチキですけど何か？笑）
今、目の前にある問題を乗り越えようという時は、我慢が必要なこともあります。我慢の時期というのもあります。
例えば、旦那さんの浮気・・・浮気辞めてよ！といっても他の女に目が向いている旦那さんを更生させるのは至難の技。

浮気問題を解決しようとするとき、お互いの感情が荒れに荒れて旦那さんが今まで溜め込んだ嫁への不満を爆発させてしまい、信じられないような暴言を吐くことも多々有ります。
当然悲しくなるし、怒りすら覚えますが・・・ここで、今度はその悲しみや怒りをご主人にぶつけ返したところで、余計に関係がこじれるだけ。

結局、ご主人が遠のいて愛人の方に行ってしまうのがオチです。

愛人は愛されるのが仕事ですから、嫁のような悪態はつきませんので、男は当然そっちに行きたくなるもんです。

ここは、歯を食いしばってでも我慢する必要があることは言うまでもありませんね。

でも、この試練の時に「この痛みをなんとか乗り越えたら・・・きっと旦那さんは戻ってきてくれる、夫婦の関係も修復出来るし、自分自身も強くなれる、きっと成長できる」と信じることができたとしたら・・・？

この考え方が出来たらこの悲しみや痛みは”我慢”ではなく、”忍耐”と呼ばれるものに変化します。

忍耐というのはその名の通り、忍び・・・耐える。

苦悩の先に光や希望が見えているときにするバージョンの”我慢”なのでございます。
我慢というのは→我が慢心すること。

忍耐というのは→耐え忍ぶこと

例え、辛い感情が抑えられなくとも怒りを感じながらでも、耐えることができれば・・・苦痛を伴う感情を未来への希望という形で解放出来るよね。

”我慢”という感情は時に余裕を失い、人間関係をぶっ壊し、信頼関係すら失う恐れがありますが・・・。

”忍耐”という感情に置き換えることで、それはある種の成功と自信をもたらしてくれる前向きな開運ワークに変わります。

 

言いたいことが言えない・・・それも問題だけど・・・言いたいことを『言わなきゃ気が済まない』『もやもやする・・・』そういう癖がある人は、人間関係を円滑に進める知恵袋として、我慢ではなく忍耐という言葉を思い出してみてください。

そして、ネガティブな言葉をポジティブな言葉に置き換える癖もつけましょう。

同じことを言うにしても、嫌な言い回しと、柔らかい言い回しが出来る人とでは明らかに印象が異なります。

言の葉とは言葉の刃・・・。

言葉の刃にご用心。

 

 

 

 

 

ｍａｈａｌｏ

 

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