Aloha
先日開催した間取りのイベントで、最も私を驚愕させたのは、散骨と分骨と祟り。
散骨という言葉が流行り始めたのは、いつ頃からだったでしょうか・・・・。
ここ10年くらいで、結構聞くようになった『散骨ワード』そろそろ散骨で『起こりうる子孫のトラブル』なるデータが出る頃かしら・・・。
どこかの大学が『散骨・分骨における子孫への影響』への前向きな研究をしていてくれる事を切に願うアタシです。
さて、もうすぐお彼岸ですね。
私の大好きな彼岸花の季節です・・・。
アタシったら、あの赤い不気味なお花が、子供の頃から愛おしくてたまらなかったわ。
下校中とかに近所の田んぼに生えている彼岸花を見つけると、ついつい持って帰ってしまうほどよ。
最近、つくづく思うのです。
ご先祖さまは大事にしましょう・・・これに尽きる・・・。
2022年秋のお彼岸は、9月20日(火)~9月26日(月)です。
お彼岸は春と秋の年2回に2回行われますが、台湾の鬼月と同じで、毎年日程が異なります。
秋の彼岸の初日を「彼岸入り(ひがんいり)」と呼び、真ん中の日を「中日(ちゅうにち)」、最終日を「彼岸明け(ひがんあけ)」と呼びます。
- 9月20日(火)…秋のお彼岸入り(初日)
- 9月23日(金・祝)…中日(秋分の日)
- 9月26日(月)…秋彼岸明け(最終日)
お彼岸の語源
お彼岸の語源は、サンスクリット語(古代インド・アーリア語に属する言語)の「paramita(パーラミタ)」で、日本における音写語は「波羅蜜多(はらみた)」です。
般若心経の中にも出て来る言葉ですが、これを漢訳すると「至彼岸(とうひがん)」となり、「彼岸に至る」という意味を持ちます。
■そもそも「彼岸」とはなんぞや?
日本の仏教には、「此岸(しがん)」と「彼岸(ひがん)」という概念があり、それぞれ「こちらの岸」「向こうの岸」という意味を持ちます。
- 此岸(しがん)…こちらの岸。欲や煩悩にまみれた世界(この世)
- 彼岸(ひがん)…向こう岸。仏の住むお浄土の世界(悟りの世界)
この此岸と彼岸の間に流れる川のことを「三途の川(さんずのかわ)」と呼びます。私も人生で2回、この三途の川の手前までは行った事がありますが、いまのところ渡らずに帰ってきていますが・・・三途の川って存在するんだと、私は信じています。
話がそれましたが、「彼岸」という言葉は、最終的に「悟りの世界へと辿り着く」という意味だそうで、仏教では西遥か彼方の方にお浄土の世界があるとする考えがあります。
これを「西方浄土(さいほうじょうど)」と言いますが、お彼岸の時期(特に春分の日・秋分の日)は、太陽が真東から出て真西に沈む期間であることから、西方にあるお浄土への道しるべができる時と、考えられておりお彼岸の時期は、昼と夜がほぼ同じ時間になる期間でもあることから、1年の中でこの世とあの世(お浄土)との距離が最も近くなり、祈りや思いが通じやすくなる時とも言われています。
日常にある「六波羅蜜」という修行の実践
お彼岸は、ご先祖様を供養するための期間という意味合いが一般的ですが、本来は「六波羅蜜(ろくはらみつ)」という修行を実践しながら、仏教の教えに従って精進することで、悟りの世界を目指すための期間でもあります。
この六波羅蜜とは、悟りの境地に達するための修行である「八正道(はっしょうどう)」を、出家していない者たち(在家)向けの修行方法として説いた、6つの実践のことを指します。
「六波羅蜜」とは?
❶布施(ふせ)…施しをすること
❷持戒(じかい)…規律を守ること
❸忍辱(にんにく)…よく正しい心をもつこと
❹精進(しょうじん)…目的に向かってたゆまず努力すること
❺禅定(ぜんじょう)…常に平静な心をもち続けること
❻智慧(ちえ)…智慧を磨き、智慧を働かせること
六波羅蜜は全ての物に感謝する『報恩感謝の精神』が基本です。お彼岸にお墓参りをしたりお供えをする行為も、六波羅蜜の修行の一環と言えます。
日本最古のお彼岸は、平安時代初期に行われた、無実の罪を訴えて死去した早良親王(さわらしんのう。桓武天皇の弟)の怨霊を鎮めるための、祈りの行事。
「日本後記(にほんこうき)」には、延暦二十五(806)年に、朝廷の太政官から全国の国分寺に対して、早良親王のために春分・秋分を中心とする七日間にわたってお経を読むよう命じたとの記述があります。
これは「彼岸会(ひがんえ)」と呼ばれ、これ以降は「源氏物語」をはじめとして平安時代の代表的な作品の中にもお彼岸の記述が見られるようになり、江戸時代にかけて年中行事として民衆に定着しました。
色々とうんちくを垂れてみましたが、結局『お彼岸って何をすればいいんですかね?』ってところだと思います・・・。
お墓参りは誰でも思いつくでしょう。(とはいえ最近は散骨でお墓がないんだよ・・・怖いよね。ガクブルだよね・・・散骨ってあんた・・・不法投棄やがな。)
お墓参りしたくてもお墓がない・・・そういう方は、せめてご先祖さまがあの世で貧乏をしないように、冥界銭を送ってあげましょう。
青龍堂の冥界銭が売り切れ状態でございましたが、先日入荷いたしました。お彼岸に間に合ってよかった・・・。
(日本ではあまり販売されていない、貴重な冥界銭の購入は青龍堂からどうぞ。)
お墓参りもして、お墓掃除もして、お仏壇もピカピカ!
日頃からきちんとご先祖さまを敬っている方はもちろんのことですが、あまりそういった類の事に興味がない方も、ここぞとばかりに下心を持丸出しにして、ご先祖さまに冥界銭の仕送りをしてあげてみてはいかがでしょう?思いがけない現世利益が降り注ぐかも・・・しれませんよ。
アタクシどもは毎月燃やします・・・。
彩さん暑くても頑張って燃やします(笑)
mahalo
彼岸花、アタクシも大好き〜。
花言葉もすごく素敵ですよね。
場末のスナックで働いていた頃、山口百恵さまの「曼珠沙華」がオハコだったアタクシ・・・。
平成生まれなのに昭和にも程があるわね・・・。
アタクシはご存知の通り、お墓についてはトンデモナイ問題を抱えており、墓参りには行けません・・・。てか墓の場所分からんしな・・・。
この時期は毎日先祖を想って読経をしたり、冥界銭やあの世で先祖が加護を受けられるよう祈って、金紙を燃やすことにしています。
そろそろライダースジャケットが役に立つ季節です。シルバーアクセサリーにバイカーブーツ、スキニーデニムを合わせたコーデを楽しみたいと思います。
老いた母が、お墓参りにはとても熱心なので天候も母の負担にならない15日にし、無事に済ませて来たのですが、ただのお墓参りになってしまいました。これっていいのか悪いのかよく分からないのですが、BeBeさんならどうなされますでしょうか。お教えくださると助かります。散骨については知らない人が多い気がいたします。
ゆらんちゃん
彼岸花好きよね〜♪
てか、場末のスナックに笑ったついでに・・・山口百恵さまの「曼珠沙華」をアタシは知らないわっ!!
めっちゃ若いのに、どんだけ懐メロに強いわけ?(爆)
お墓の事は、触れてはいけない事もあるので、心の中で御供養して銀紙を燃やして差し上げれば充分です。
金紙も燃やして神様の恩恵も受けて、生きてるだけで丸儲けの精神よ♪
あぁ・・・そろそろ秋の装い到来ね。
ジミーチュウのバイカーブーツを磨かなくちゃ。
クロムハーツにアレキサンダーマックイーンのフーディー♪
大好きな季節だわ〜!!
ゆらんちゃんに頂いた、クロムハーツのマスクも大活躍してるわ。
シモンさま
こんにちは♪
ただのお墓参りって(笑)
お墓参りをすることが既に御供養です。
私も、先月の猛暑に鎌倉まで祖父母のお墓参りに行ってきました。
墓参りをするという行為が既に御供養ですからね。
散骨だと、墓参り以前の問題です。