Aloha
今日はお休みだったので、映画『男はつらいよ』でお馴染みの、東京の下町”柴又”までお出かけしました。
駅は現代風ですが・・・。
懐かしのビクター犬『ニッパー』も見つけました。
国盗り合戦に夢中になるいい歳した大人・・・。
最近、モヤっとする事が多かったので、本日のお出かけは、良い気分転換になりました。
とはいえ・・・今日のブログはただの愚痴なんですけどね・・・。(お付き合いください。)
最近、私の”常識”と、かけ離れた人と関わる事が、ちょっと苦痛です(笑)
鑑定業務を行なう場合は、人道に外れたご相談内容を耳に入れる事もあるので、基本的には”私の常識”という”認識”を持たないように心がけているので、少々相談内容が”とんちんかん”であろうと、”やや非常識”であろうと、結構”極悪非道”であろうと、大の大人に道徳教えたところで、素直に受け入れるはずもないので、こういうケースの時は完全にクライアントの立場に立って物事を考えて、解決の糸口を提案するように心がけていますが・・・。
鑑定外の事で、この手の非常識な人と関わるのが、最近すご〜くストレス・・・。
あと、嫌な事を後回しにして、手遅れになってから泣きついてくる人も嫌いよ。
手遅れになる前に、事前に解決策を提案しているのに『何かしらの理由をつける』もしくは『その場しのぎの嘘』をついて、めんどくさいことや、嫌な事から逃げておきながら、首が回らなくなってから『やっぱりBeBeさんのいう通りでした、なんとか助けてください。』っていう人・・・すご〜く嫌い。
だからと言って、『何でも私のいう通りにしなさい。』と言っているわけではなくて、状況を変えたい、好転させたいと思うのならば、人の意見に耳を傾けろよ・・・とか、思ってしまうあたしって、修行不足だわ〜。
人生って、思い通りにいかない事って、多々あるけど、本当に自分の力ではどうしようもない事に遭遇した時に重要なのは、人の意見に素直に耳を傾ける事と、とりあえずの不安定な現状維持ではなく、多少のリスクを背負っても、現状打破を目指すことなのではないでしょうか・・・。
私が知っている、”人生の選択をミスった人たちに共通すること”は、他人にあれこれ尋ねる割には、貰ったアドバイスを全く活かさず、結局『自分の思い通りに事を運ぼうとして、自爆する』という共通点があります。
これを経営に例えると、企業は利益を出さなければ継続は不可能です。ただし、赤字の累積があったとしても、きちんと支払いができてさえいれば、会社が潰れることはまずありません。しかし、利益が出ている場合であっても、資金が底をついてしまうと、事業は停止します。
事業が立ち行かなくなる原因は、赤字の累積ではなく、「資金の枯渇」です。
「黒字倒産」という言葉があるのですが、赤字にならない水準で経営していても、手持ちの資金が無くなって倒産するというケースです。
資金を確保するためには、安定利益を計上しなければならないのですが、ここで意外と経営陣が見落とす落とし穴が、借入の返済は経費にはならないというところです。
簡単に説明すると、事業で得た利益から、法人税や所得税が算出されますよね。
それらの税金を引いた残額が純利益として手元に残るので、返済はこの純利益から行う必要があります。
つまり、利益が出ていない場合は、返済分だけ手持ち資金が減るので、資金が枯渇していくわけです。
つまり、経営の基礎は、返済と税金を加味することと、安定的な資金を維持できる水準の利益を確保し続けることです。
それが出来なくなると、資金ショートを起こすので、また資金繰り(つまり借金)に精を出す事になるか、倒産するかという事になるわけですが、経営者の人たちはこの利益の算出の計算式を加味せずに、自分の会社がただひたすら自転車を漕いでいる状況を、当たり前(もしくはまだ大丈夫)と認識(誤解)している経営者が多いのも事実です。
こういう状況をサポートするのが、現在の私の本業です。
こういった場合の、必要な利益を算出する為に、「損益分岐点」の概念というものがあります。経営者にとって、経営をするうえで絶対的に必要なのは、この損益分岐点を理解する事です。
単純に、損益分岐点を超える売上高が出れば黒字。
損益分岐点を下回る売上高ならば、赤字です。
では、利益を増やすには、どうすれば良いのでしょうか?
単純に費用を減らすか、売上を増やすかのどちらか取り組めばいいのよね・・・。
両方やればなお結構だが、どうしたらいいか分からないから、コンサルの私に問い合わせるわけです。
こういう場合は、まずは損益分岐点を分析します。
利益を出すために必要な売上高はおいくら万円なのか、固定費および変動費をどこまで(どうやって)改善(削れば)すれば現状打破できるのか?を、ここで分析します。
ここで、「限界利益」という言葉が登場するのですが・・・。
限界利益=売上高-変動費
限界利益とは、売上が1単位増えることにより確保できる利益のことで、通常は売上が増えても、固定費は変わらないので、売上が増加すれば、増え続けた限界利益がいずれ、固定費を上回ることになります。
つまり、限界利益が固定費を上回ってくれれば、利益が出た(残る)ということになるわけです。
損益分岐点とは?
限界利益と固定費が一致し、損益がゼロになる売上高のこと。
つまり、それ以上に売上があった場合は、単純に利益が出たということです。
費用を”固定費”と”変動費”に分けて限界利益を算出することで、会社のコスト構造が把握できるというメリットがあり、同時にコストダウンすべき項目が見えて来るわけですが、経営陣(特に2代目・3代目)の経営者というのは、こういう当たり前レベルの計算式を学ばず、行き当たりばったりの経営をしている人が、多すぎるように思います。
今日の愚痴はココっ!☟(笑)
『稲荷信仰は三代で潰れる』という言葉をご存知でしょうか?
初代はお稲荷さまを一生懸命信仰して、経営を軌道に乗せた。
2代目は、お稲荷さまを一生懸命信仰する親父の背中を見て育ったので、それなりに稲荷を敬って、何とか2代目の代までは経営が持ち堪えた。
がしかし・・・それなり程度に、稲荷を敬っていた親父の背中を見て育った3代目は、適当レベルで稲荷を放置したので、会社が潰れた。
そんな感じの現象が、2代目、3代目の経営者に起こるわけですよ。
中には2代目、3代目でも、きちんとショート式を作れる経営者も存在しますが、私が知る限りでは、ショート式や損益分岐点を理解している2代目、3代目の経営者は稀です。
きちんと経営を学ばず、経営を引き継いでしまった経営者だと、”経常利益とは?”すら、きちんと理解できていないこともあります。
経常利益は、借入に対する支払利息や、会社の敷地内に設置している、自動販売機から得られる収入など、「毎年のように発生する本業以外の収益と費用」を含んで、計算する必要がありますが、これもとても大切な計算式です。
経常利益=営業利益+営業外収益-営業外費用
経常利益は企業の収益力を示す指標として、融資や買収の判断に用いられます。
資金繰りや経営の事で、行き詰まっている方は、まず初歩的なことかもしれませんが、基礎の見直しをしてみては、いかがでしょうか?
さらに、4月のフライングスターを、先読みしてみましょう。
*LILIAN TOO WOFS.COMより
資金繰りに積んだ経営者の方は、現実的な数字をまずは叩き出してから、資金繰りに動いてください。資金繰りに行く際は、西と南の方位に『運』のサポートがあります。神社参拝などもこの方位をお勧めします。
4月は、太極中宮にサムオブテン(合十)という、特別に幸運な数字がありますので、会社の中央部の整理整頓を心がけることと、会社の真ん中付近の社員の人達に、新たな企画や、アイデアを求めても良いでしょう。
資金繰りや交渉の際は、社長室や自分のデスクをフライングスターチャートに見立て、スマホはデスクの中央・もしくは南・西に置く、その方位を向いて交渉する、南か西にルチルクォーツを飾る、などの対策を施しておきましょう。
経営のサポート&アドバイス、人事のコンサルなど、経営の事でご質問やご相談のある方は、お問い合わせから、お気軽にご連絡ください。
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mahalo
BeBeさん、たま〜に現れる、ブログ読者のひつじでございます。
計算上手でコンサルまでおできになり、益々グレードアップなされてすごいですね・・
また、嫌なこと後回しにする奴への苦言・・
まるで私に言われてるようなタイミングでした。
なんか自分に良いこと始める時ってブルーになる・・
とか思ってましたが、早速、やることに着手しました。
BeBeさんのおかげです。
良くなることって今までの自分がしてなかったことを新たにしなきゃいけないので、大変だけど
アドバイスもらったのなら早くやらないとダメですよね。
ブログを書くだけで読者に良い影響を与えるBeBeさん。
素晴らしい〜。
ほんと感謝しております。
羊さま
お褒めの言葉痛み入ります。
後回しって、ストレスが増えるんですよ・・・。
だから今できることは、さっさとやってしまうのが開運への近道です♪
私も明日は言い訳せずに、溜まった作業を片付けます(笑)