ハワイ

迷子犬とテレサ・テン

ALOHA!

こんにちはあたしです。
一夜明け、本日のブログも情報が濃すぎて、まるでフカヒレ満漢全席のようなボリュームでお届けいたします。

まずはこの一言から・・・。

続報です。

昨日未明に行方が分からなくなっていた、愛すべき私の眷属(三峰犬のぬいぐるみ)が、本日無事に帰還しました!
本当に良かった…。
昨晩は一睡もできず、一晩中「泣いて暮らすも一生、笑って暮らすも一生」という言葉が頭をよぎり続けましたが、今は心の底から笑っています。

しかし、生還までの道のりが・・・暖かい国あるあるで・・・とにかくスロー。

BeBe: 「ぬいぐるみの犬がいないんです!」
フロント: 「担当のハウスキーピングが月曜までお休みなので、回答は火曜日です。」

『え?あたし月曜に日本に帰るんだが?』
『火曜日まで待て?・・・いや・・・待てねぇ・・・。』

ここで、あたくしは姑息なマネ、すなわち「ちょっと偉い人ルート」を発動させ!さらに「見つけてくれたら100ドル」というお礼金を添えました。

結果…本日無事にご帰還!

ハウスキーピングさん談:チップと一緒に置いてあったから、てっきりギフトだと思って持って帰ってしまったそうです。

シャラトンワイキキ歴20年・・・これまで一度もこんなことはなかったのですが、誤解を招いてしまったのはこちらのミスですから・・・。
お詫びを兼ねて、代わりの犬のぬいぐるみ(ダックスフンドちゃん)とチョコ、お礼のカードに$100を添えて、ハウスキーピングさんに渡してもらうことにしました。

喜びも束の間、夕方から野暮用があるため、午前中に2026年アップデートセミナー用のネタ集めへ!向かうはチャイナタウン!

• Uber: 約30ドル、ピックアップまで18分。
• バス: 3ドル、バス停まで3分、乗車20分程度。

「安かろう悪かろう」なんて言葉もありますが、時間を計算しても大差なし!庶民派アイドル(元ドサ回り歌手)のあたくしめは、迷わずバスに乗りました。

可愛いワンコを見ていると・・・あっという間にダウンタウンに到着。

 

お目当ての『LILIANN TOO』の干支の本を、ねずみから猪まで全部買い占め(笑)

マイケル先生の2026年版のテキストも購入。

さらに、ちょうど店頭に居合わせた風水マスターのマイケル先生から、来年の追加情報をゲットし、お次は媽祖様に会いにマウナケアマーケットプレイスへ。

朝食代わりのバナナスムージーを飲みながら復習していると…。

なんと後方でカラオケが勃発!
歌っていたおじさんがテレサ・テンの「時の流れに身をまかせ」を流し始め、私に一言。

おじさん: 「君は日本人か?」
私: 「そうだよ!」
おじさん: (笑顔でマイクをスッ)

喧嘩とマイクは断るな!という教訓に従い(誰の教訓?)ハモリパートを担当するあたし。すると、どこからともなく集まってきた在米台湾人の皆さんが大合唱!(台湾の方は日本の演歌が大好きなのだそうな・・・。)

まさかのチップまでいただいてしまいました。
ありがとうございますっ!テレサ・テンは世界を繋ぐ!


(歌っていたから写真がないので、おじさんの写真だけ撮ってみた・・・・。)

テレサ・テンの熱唱で気分を良くし、今度は川沿いを歩いて天后宮(台湾系の廟)に参拝。

川沿いのホームレスの数が以前より圧倒的に増えていたので、危険回避のため、帰りは川沿いじゃない方の道で戻ることにしました。

ちょうどお花屋さんの前を通りかかった時・・・いきなり後ろから突き飛ばされた・・・・。

かなりの衝撃で、見事に車道に転げ落ちました…。

ぶつかってきたのは、25度の晴天のホノルルで、なぜかダウンジャケットを着た男性。

男性: 「ごめん!今凄く急いでるから!」(マッハで逃走)

痛む体を起こそうとすると、やってきた日本人カップル。

イチャイチャしながら、道路に転がっている私を見て、薄ら笑いで一言。

カップル: 「大丈夫ですかぁ〜?」

イラっとしたので、あえて英語で返答したら、ヘラヘラ笑いながら去っていきました。

女『痛そ〜。飲茶たのしみぃ〜。』
男『ケラケラケラ・・・・。』(笑い声。)

気を取り直して、擦りむいた腕を除菌シートで拭き拭きしながら、バス停へ向かって歩いていると、前方にさっきのカップルが・・・。

そして…事件は起こりました。

「財布が無い!」「スマホも無い!」

そう、彼ら、スリに遭ったようです。

後ろポケットに入れていたらしいですが、私の記憶が確かなら、彼らが私の前を薄ら笑いで通り過ぎた時はすでに、彼の後ろのポケットは空っぽだったと思ふ。

仕返しに薄ら笑いで通り過ぎようとしたら・・・動揺した彼が私に向かって、「ポリスマン!ポリスマン!」と叫ぶ・・・。

あたしはポリスマンじゃないよ・・・。

スルーして行こうとすると、いきなり腕を掴まれ、『財布NO!』と、私に怒鳴る・・・。
巻き込まれたくないので、いかにも外国人風のジェスチャーで逃げ切ろうとしたら・・・。

『ポリスマン!電話!!』・・・って、私の顔を見ながら叫ぶわけだ・・・。

まるでE.T.の『お家に電話みたいな・・・。』

めんどくさいから、英語で警察の場所を教えたら、『トゥギャザーOK?』と言い出した・・・。(ルー大柴かよ・・・。)
つまりわからないから連れて行けということかな?と思い、警察署はバス停の方向だったので、仕方なく一緒に警察署へ。

警察についたので、そのままバス停に行こうとすると、男性が『イングリッシュ!イングリッシュ!』と私に言ってくる・・・。

とりあえず、お巡りさんに、『デニムのポケットに入れていた、スマホと財布が無くなったらしい。』と伝えた。

 

ポリスマン: 「ツーリストか?ここはチャイナタウンだ。そんなところにスマホ入れたら無くなるよ・・・。(終了。)」

私もポリスマンと同意見です。治安が悪化しているチャイナタウンでは、用心に越したことはない・・・。決して安全なエリアではないのです・・・。
財布やスマホはバッグに厳重にしまうのが鉄則だし、土地勘がないツーリストは、カードとかも持ち歩かない方がいい。

私は時間がなかったので早々に引き上げましたが、バスの中でふと思い出したのです。

私にぶつかってきたダウンジャケットの男性…。
左手にスマホを持ってたな…。
右手は何故かポケットに入れてたよね…。

犯人、彼じゃない? 知らんけど。

Mahalo

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