開運術

強運は考える事で手に入る

aloha

今日の東京はとても良いお天気でした。昼間なら半袖でも問題ないほどの気温ですが、17時を過ぎると肌寒くなってきます。

今夜はハロウィンです。

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最近、時短作業というものを実行しているのですが、これまで自分に無理やり課していた、長く働く者、眠らずに働く者が勝者という、何の根拠も無い思い込みを辞めることにしました。

昔は、学校でも何でも皆勤賞的な人が凄く偉いみたいに言われていたけど、(皆勤賞は確かに偉い!)私にはその皆勤賞は絶対に無理だったし、学校から帰って沢山の宿題をする子は優れているという優等生思考も私には無かった。

そもそも、小学生の宿題にはあまり意味がないらしい。今だに小学生の子供に宿題を強要している無知な親は、これを読んでください。

Homework is wrecking our kids: The research is clear, let’s ban elementary homework – Salon.com
http://www.salon.com/2016/03/05/homework_is_wrecking_our_kids_the_research_is_clear_lets_ban_elementary_homework/

かいつまむと、デューク大学のハリス・クーパー氏は宿題についての研究を行いました。

クーパー氏によれば、宿題が効果的な子供の年齢というのがあるそうで、その逆の宿題が無意味な年齢というのが、小学生だという研究結果が出たそうです。

小学生程度の年齢の子どもが、どれほど一生懸命に宿題をやったところで、成績が向上するという証拠が見つかっていません。

ちなみに、13歳〜15歳あたりの中学生においても、実際には宿題が成績を向上させるという証拠は見つからず、結局16歳〜18歳(高校生)程度の年齢でやっと、宿題で学術的な利益を得られるようになるとの研究結果が出ています。

ただし、これらは条件付きで宿題も1日2時間程度が限度とのこと、それ以上宿題に時間をかけてしまうと、利益は減少していくとのこと。

『宿題しなさい!ばかになるよ!』とか偉そうな事を言う親に、『宿題しなくてもばかにはならないよ!』って、言える子供になるべきです(笑)

(宿題自体の論文って色々あるみたいですが、私がみたのは小学生程度の宿題はそれほど学術的な効果が得られないよ、という内容のものですが、無駄ではないという論文もあるようですので、学習の仕方の工夫で宿題によっての、子供の学力って変化するのかもしれませんね。(これ私見です。)

ここで、注目すべき点は宿題が2時間程度しか、利益を得られないと言う点なのですが、これって大人になっても言える事だと思うんですよ。

何時間も机に座って仕事をしている人間が、仕事熱心とか勉強熱心とか言われるけど、私は昔から2時間程度でテストのヤマを張っていたし、その程度で十分授業にもついていけた。決して頭の良い子では無かったのですが(笑)テストの要領は悪い方ではありませんでした。

思えば、執筆の作業も何だかんだ長時間机に座っている時よりも、2時間程度集中してやった時の方が効率が良いし、資料や、企画書作りも短い2時間で作っても何ら問題がなかったりします。

こう考えると、時短による作業の効率化は非常に効果的なのではないでしょうか。

最近、だらだらと仕事に執着する癖を辞めて、短時間しか仕事をしない代わりに、本を読んだり風水の勉強をしたり、自分の興味のある事に時間を費やすように心がけると、日常の中に色々なアイデアが潜んでいる事に気付きました。(相変わらずメールの返信は、時差があろうとも24時間以内と言う鉄板は守っていますが・・・。)

ある程度の決まり事以外は、仕事の時間をゆるゆるにした事で、色んな発見が生まれています。

本屋さんに行く時間も増えたし、読みたい本もたくさんあるし、勉強したい事も山ほどあります。

脳科学者に中野信子さんと言う方が、いらっしゃいます。『サイコパス』という本は面白いのでオススメです。(本は今度紹介しますね。)中野さん曰く、脳をコントロールしたりトレーニングしたりすることで、もっと豊かで充実した日々を送ることができるとのこと。

この意見に私も大賛成です。

とはいえ、脳を簡単に変えることは難しい事のように思えますが、他人の脳を変えるのではなく、自分の脳を鍛えてあげるのですから、可能性はゼロではないと思いませんか?

脳も体の一部です。例えば、健康の為に筋肉を鍛えましょう的な事を言われたら、皆さんとりあえず筋肉を鍛えますよね?

脳は、外から見えないので確かに、自覚しにくいという部分はありますが、脳も体の一部である以上、自分で変えられる部分はゼロではないとのこと。

前頭前野と海馬といった脳の一部は、大人になっても細胞が増えて成長するということが、最近の研究で明らかになっています。

ただ、せっかく細胞が生まれても、回路に組み込まれてきちんと栄養が行き渡らないと死んでしまうそうです。新しい細胞を回路に組み込むためには、積極的に記憶する、意思決定をするといった形で使ってあげなければいけません。

最近、意思決定力の低い人、決断力が著しく低い人が増えているような気がします(私見ですが・・・)ちゃんと脳を使っていないと、脳が怠け者になってしまうので、脳は鍛えてあげる必要があるんです。

さらに、この脳科学者の中野さんは、『脳をトレーニングすることで強運さえも手に入れる事ができる』と、面白い事もおっしゃっています。

一見すると、脳と運は関わりのないもののように、思われますが・・・。

実は運というのは皆に平等に降っていて、チャンスは平等にあります。これは実験でも実証されているとのこと。

そこで研究者は、何故運の良い人と悪い人の差が出るのか?という所に着目しました。

結果、『運の良し悪しというのはその人の振る舞いではないだろうか』という所に行き着いたそうです。

専門的なお話になりますが、『ビッグ5』といわれる特性5因子を使った、性格傾向の尺度があります。(開放性、外向性、誠実性、協調性、神経症傾向の5つのこと)

自分で運がいいと思っている人は、開放性と外向性のスコアが高いことが実験からわかっており、こうした人たちは、落ち着いて行動し、新しい物事にも挑戦し、自らチャンスをつかんでいく傾向があるようです。

そこで、このスコアが低い人を対象に思考パターンを変えるトレーニングを行った結果、内観が変わりはじめ、『いいことが起こるようになった』と、報告されたという結果が得られています」。

ギャンブルと同じで、手札は弱くてもそれを扱う人で運の流れは変わるということです。

これって環境学問の『風水』にも当てはまる部分があるのですが、神経質な人はせっかく整えた風水を無理にこねくり回して、かえって悪くする傾向があります。

逆に、大らかな人というのは、風水をこねくり回さないので、非常に効率よく風水を学習します。悪いところは抑える、良いところは高める・・・このシンプルな二本立てで、強運を取り込んで行く傾向にあるように思います。

脳をきちんと鍛えておくことで、強運が手に入るのであれば一石二鳥です。

何でも、すぐ人に聞いて楽をしようとする人がいますが、まずは自分の頭で考えましょう。

脳を使ってしっかりと鍛えておきましょう。その積み重ねが日頃の振る舞いに作用して、強運を呼び込んでくれるのかもしれませんよ。

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