Aloha
あぁ・・・今夜もこんな時間になってしまいました・・・。ここのところ所要が立て込んでいて、ブログ更新まで手が回らないのが現状ですが・・・今年は沢山ブログ更新をサボったので、出来るだけ時間を見つけて更新していこうと思います。（ほんまか？）
本日は、溜まりに溜まったご質問やご相談のメールの中から、一際目を引いた前川さん（仮名）からのご質問にお答えしようと思います。
BeBe様
ご無沙汰しております。
いきなりメールしてしまい申し訳ないです。前川（仮名）と申します。
実は、10年以上前に、BeBeさんが風水の講師をされてた「ワールドオブ風水JAPAN」のセミナーで、一度お目にかかったことがある者です。
色々悩みが重なって数年ぶりにBeBeさんのブログを拝見したら、現在は新規の鑑定はやってないけど、風水監修はしてはるっていう風に書いてありました。
初対面やないのと、いま本当に困っているので、勇気を出して連絡させてもらいました。厚かましい関西人で、ほんま恐縮ですけど、どうかお許しください。
お尋ねしたいことは、『風水アイテムを撤去したせいで、不幸に見舞われたんじゃないか？』 という点です。
少々長くなりますけど、よろしくお願いします。
当時、私はBeBeさんがセミナーで「これ、今年は必要ですよ！」と仰ってた風水アイテムは、ほとんど購入させていただいたんです。
風水を始めた頃は、効果はあんまりよう分からへんかったんですけど、「なんか知らんけど良くなってるんちゃうか？」と思いながら続けてたら、少しずつ良くなりだしました。
BeBeさんがワールドオブ風水を辞めてはった後も、田中先生のセミナーには参加してましたが、現在は風水そのものは辞めてしまいました。
風水を辞めた理由は、兄の死がきっかけです。
少し前のBeBeさんのブログに、「風水とは、運気の流れを整え、未然に災いを防ぐための『予防』の学問であり、『病気の治療』はできません」と書かれていました。
私はずーっと風水で病気が治ると信じて、YouTubeを見たりして、自分なりに風水の勉強をしてきたんです。
でも、兄は昨年、闘病の末に亡くなってしまいました。
医師から言われていた余命よりも、随分と早く亡くなったんです。
一生懸命風水を頑張ったにもかかわらず、兄は回復せえへんかった。やから、腹立って腹立って、家中の風水アイテムを全部ぽいって捨てたんです。処分したアイテムには、リリアントゥー先生がデザインされた関羽さまのアイテムなども含まれておりました。
家中にあったアイテムが無くなって、正直スッキリはしたんです。
でも、風水アイテムを捨ててからしばらくしたら、息子が血液の病気になってしまい、現在も治療中です。
さらに先月、急に主人が脳梗塞で亡くなりました。
ご質問ですが、私が風水アイテムを捨ててしまったから、こんな不幸な目に遭うてるんでしょうか？
どうか、助けてください。
ほんま、切実にお願い申し上げます。
この度は、ご家族様の立て続けの不幸に際し、心よりお悔やみ申し上げます。さぞお辛い日々をお過ごしのことと存じます。
風水というものは、中国の古くからの知恵でもある「予防に勝る治療はない」という言葉に表されるように、災いを未然に防ぐための「予防医学」のような役割を持っています。
風水は、あくまで「環境学問」であり、病気の治療や運命を完全に変える万能薬ではありません。まずここの部分をしっかりと理解していただきたいのです。
また、環境が整っていなければ、その「予防」の力も十分に発揮されない場合があると言うことも知っておいてください。
ここから本題ですが・・・「風水を辞めたせいで、ご家族に不幸が立て続いたのか？」という、前川さんが一番心を痛めていらっしゃるご質問について、正直にお答えいたします。
風水を辞めたことと、その後の不幸の連鎖に、直接的な因果関係があるという確かな根拠はございません。
もしかしたら、別の要因（ご先祖様のお墓や供養、あるいは単なる偶然の出来事など）が関係しているかもしれませんし、あるいは、全く関係がない可能性もあります。
しかしながら、これまで大切に整えてきた風水環境を、怒りのお気持ちから一気に手放されてしまった行為は、一時的に気持ちと空間がスッキリした反面、『悪い気を和らげる（化殺：かさつ）役割を持つものが失われてしまった』、という点もまた事実です。
風水を辞めたから不幸が続いたと断言できる根拠はありませんが、整っていた環境が急に崩れたことで、何らかの悪い影響（殺：さつ）を受けた可能性も、ゼロではない、というのが私の正直な見解です。
怒りや悲しみの矛先を、かつては信じていた関羽将軍（関帝様）や風水アイテムにぶつけてしまうお気持ちは、痛いほど理解できます。
ですが、今最も大切にしていただきたいのは、これ以上の不運を呼び込まないように、まず心の安定を取り戻し、心の風水環境を整えることではないでしょうか。
環境としての風水アイテムは一旦脇に置き、「心と身体の風水環境」を整えることが先決です。深い悲しみの中で、ご自身の心身を労り、休ませてあげてください。
もし再び風水に取り組まれる日が来るなら、それは正しい理解を深めてからで十分です。
見よう見まねの独学でアイテムを並べても、お部屋が散らかってしまい、かえって気の流れを悪くする原因になりかねません。
羅盤を用いた精確な方位測定や基礎的な理解があってこそ、風水はその力を発揮します。
どうか今は、ご自身の心と身体の健康を最優先にお過ごしください。
末筆ではございますが、前川様とご家族様が、一刻も早く平穏な日々を取り戻せるよう、心からお祈り申し上げます。
12月9日以降ブログ更新がスローになります。生存確認はInstagramからお願いいたします。
@bebea_ni
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Mahalo
