まるで戦時中のような日本

Aloha

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俳優の北村総一朗（85）さんの、今月17日のブログのお話なのですが、「いざ、ワクチン！！」と題し、この日が新型コロナウイルスワクチンの摂取日だったそうで、北村さんは「兎に角、今から第一回目のワクチンの接種に行ってきます。」とブログで報告。
「戦時中、配給券を握りしめ、列に並んで母と貰った配給米のことが、ふとよぎります。
分かるかな～？分かんないだろうな～？」と加え、この年齢ならではの、ユーモアを交えてつづった内容の記事でした。

私は戦争を知らないのですが、私の母はまだ幼かったものの、戦時中の記憶が多少あるそうです。
今年で終戦76年を迎えますが、母曰く・・・『今の日本は戦時中のようだ』・・・とのこと。

当時の日本は、外出を制限され、空襲警報や敵の攻撃に怯え、食料品はなかなか手に入らず、配給に頼る日々・・・。

数年前に姉の彩と母と3人で、母が生まれた種子島の親戚に、会いに行ったことがあります。
種子島から宮崎に引っ越した母と家族は、そこで戦争を経験しているそうですが、激戦区ではないにもかかわらず、やはり食料には不自由したとか。
幸い、母の実家には動物たちがいたので、ヤギのミルクを絞ったり、鶏の卵が食べられたそうです。

今日、海外のニュースを見ていたら、covid19インド株の勢いが制御できず、子供や20代・30代にも感染が広まっているとの事。
しかも、基礎疾患がない若い世代が、感染からあっという間に亡くなってしまうのだそうです。

日本でも、陽性反応で待機中の20代男性が亡くなったニュースを見ました。
福岡では、陽性反応が出て自宅療養中に30代の女性が、『職場の人間に感染させてしまったかも』とメモを残し自殺をしました。

マスコミには出ていないだけで、もっと沢山のコロナの犠牲者が出ているのに、日本はまだオリンピック・パラリンピックの開催などと、戯けた事を言っていますね・・・。

中止にする事で、当然大きな損害は出るわけですし、開催すれば金銭的な利益は出るのかもしれませんが・・・・。
問題は、開催後の日本の状況です。

そもそも、今皇族方の結婚話で、浮き足立っている場合なのでしょうか？
国民がまるで戦時中の如く、耐えているこの時期に・・・結婚だとか一時金だとか、400万円事件の解決金だとか・・・。

みなさんは知覧という土地の名前をご存知ですか？
知覧は太平洋戦争末期、旧陸軍の特攻基地が置かれた町です。
ここには、特攻平和会館というものがあって、その当時、人類史上類のない爆装した飛行機もろとも、肉弾となり敵艦に体当たりした陸軍特別攻撃隊員の遺影、遺品、記録等貴重な資料を収集・保存・展示してあります。

未来のある、若い日本兵が『天皇万歳！』と自らの命を投げ出し、飛行機に乗ったまま敵艦に体当たりをした時代が本当に存在するんです。
（ここで私が何を言いたいかは・・・皆さん・・・お汲取りください。）

私は、幼い頃この知覧の特攻平和会館というところに、家族で出かけた事があります。

普通の子供ではない私には、正直息苦しく・吐き気を催すほどの場所でした・・・。
当時、何人か、その時代の人ではない人にもすれ違いました・・・・。
母親から、常日頃『何を見ても何を聞いても決して口にだしてはいけない！』と厳しく躾けられていたので、『あそこにお兄ちゃんがいるよ！』なんて無邪鬼な事は、絶対には口にしませんでしたが・・・。

今の日本は、戦時中のようなもの・・・外出を規制され、マスクを付け忘れると非難され、一時期スーパーからはカップラーメンやトイレットペーパーが姿を消し、ワクチンの配給で右往左往。
迂闊に感染すると、立派な非国民です。

二度と悲劇が繰り返されぬよう、戦争の悲惨さ、平和・命の尊さを、現日本国で政治を司る皆さんは、お忘れですか？
大阪は、イギリス株に入れかわり、現在はインド株の流入が始まりました。

世間では、緊急事態宣言が発令されていますが、もはやあまりこれにも効力はありません。
今からが、本当の戦時中になると思いませんか？

経済も大事ですが・・・人命はもっと大事。

人間がいなくなると、経済も回りませんから・・・・。

オリンピックは、開催しない方がいいんじゃない？
そう思ってる人たくさんいると思うけどな〜。

ｍａｈａｌｏ