BeBeちゃんの憂鬱

幽霊と知的障害

Aloha

先日、姉の彩と博物館に行くついでに、太宰府天満宮へ寄り道してみました。
お色直し中の本殿は、今こんな感じなのです。

良い景色を見ると心がウキウキしてきます。

普段はあまり博物館には足を運ばないわたし・・・。
行くとしたら”エジプトミイラ展”とか”恐竜展”とかの類の時だけ・・・(笑)

特に好きな作品が展示されているわけでもないので、あまり期待せずについて行ったのですが・・・。
展示されていた掛け軸の中に、それはそれは美しい『関羽将軍』の作品が飾られていて、しばらく取り憑かれたように見入ってしまいました。

わたしは普段、映画館とか博物館とかで思い出の画集とか、パンフレットとかは基本的に購入しないタイプの人間なんですけど・・・。
この関帝様の画集だけは欲しくて、会場を出たところに設置されていたイベントショップで、一生懸命探したのですが、展示作品と同じものが掲載されている画集は、残念ながら見つかりませんでした。

悔しかったので、クリアファイルやら、付箋やら・・・キャンディポーチやらイベントショップ限定のアイテムを購入しました(笑)

犬のポーチは、前回姉の彩が2月に博物館に行った時に、お土産で買ってきてくれたものなのですが、前回は他にも白い犬シリーズも購入できたそうですが、今回はもう売り切れていたようです。

太宰府といえば梅ヶ枝餅。
インバウンドで、参道側のお店はどこも大行列だったので、梅ヶ枝餅は持ち帰り、自宅でいただきました。

この日太宰府天満宮の広場に、コロナ禍にはやっていなかった猿回しが来ていたので、博物館へ行ってから猿回しを見ようと楽しみにしていたのですが、博物館が楽しすぎて・・・出てきた時には猿回しは終了していました・・・。
わたしは猿回しを見るのが大好きで、投げ銭ならぬ、投げ札を心がけているので・・・この日も1000円札を沢山用意して見に行ったのに・・・終わっとるんかい・・・。

 

さて、本日は幽霊と知的障害という『センシティブ』な内容のお話に、触れてみたいと思います。

今日、『デンジャラス赤鬼』というyoutubeチャンネルが、偶然お勧めに上がってきたので、何気にチャンネルを視聴したのですが、動画に出てくる57歳(知識障害4度)の女性が、『お化けのせいで人生が何もうまくいかない』と言い張るところに、大きな違和感を感じたわけでございます。

ちなみに、デンジャラス赤鬼さんをwikiで調べて見たのですが、神奈川県横浜市に拠点を置くYouTuberグループで、メンバーの『なきま』という男性を中心に活動しているそうです。

YouTubeチャンネルとしてメインチャンネルの「デンジャラス赤鬼」、サブチャンネルの「NPO法人悠渚チャンネル」、メンバーの個人チャンネルが存在し、「株式会社ゴールドシップ」の設立。NPO法人「悠渚」、子ども食堂「七福尽」の運営もしていらっしゃるとのこと・・・頭が下がります・・・。

話は戻りますが、ある日このデンジャラス赤鬼チャンネルの運営に、件の女性が自ら電話をしてきたそうです。
そこで、女性に『炊き出しなどの支援をやっています』というようなお知らせをしたら、彼らのホームレス支援の炊き出しに突如現れ、『自らの霊感のせいで、苦労ばかりしてきた半世紀について語り出す。』という、内容なのですが・・・。

その内容が・・・子供の頃にいじめにあった話に始まり、いじめのせいで精神に異常をきたし精神病院に入院。その後一緒に暮らす叔母から、『お前は霊感に襲われているので、家を出ていけ!』などと言われ、辛い人生を送ってきたそうな。

女性曰く、『霊感のある人は幸せになれない』つまり、霊やお化けが見えることで、『霊から人生を台無しにされた。』『霊障が取れず困っている・・・。』と、ひたすら霊に人生を台無しにされた!と言うわけですが、よくよく話を聞くと同居している叔母と揉めて家を出てきたらしく、過去にも叔母と喧嘩をして家を出て、警察に保護された経験もあるとのこと・・・。正直霊はあまり関係ないんじゃないのかな?と思うのだよ・・・。

メインで会話をしていらっしゃる『渚』さんという男性が、とても上手にお話を聞いてあげているのですが、一方的な話ばかりで会話が成り立たない。

そこで、渚さんが『お化けはどんな見た目をしているのか?』と質問すると、『インターネットに出てくるような本当のお化けみたいな・・・怖いお化けがバァ〜ッって出てくる』と言うわけだよ・・・。(それ・・・絶対本物の幽霊見た事ないよね?って思うの私だけ?)

渚さんが『白装束にお皿数えてるような・・・』と形容すると、具体的な話からすぐに話がそれていく。(その例えもどうかと思うけど・・・笑)

この女性、57歳(知識障害4度)なのだそうですが、頑なに『お化けのせいで人生が何もかもうまくいかない』と言い張るんです・・・。自分は霊感が強く子供の頃から、霊が見えたり、霊に取り憑かれたり、そのせいで何もかもうまくいかないと。
渚さんの『霊は攻撃をしてくるのか?』という質問に対しては、答えず話をはぐらかす・・・。

だったら、『お祓いとかに行ったら?』という質問に対して、『お祓いは自分の霊障の場合は30万ぐらいかかる』と言い張る。(加持祈祷やお祓いはそんなにお金かからないよ・・・。)

次に100万あった貯金を叔母に10万盗られたと言い出し始め・・・仕舞いには生活保護を受けたいんだとも言い出す。

ここで、渚さんが90万とか80万とかお金があるんだったら、生活保護は受けられないんじゃないかな?というと、
『私は色々と福祉事務所にも行ってるし、障害者のこととかもこの40年ぐらい色々としてきた』と言い張る。なんだかとても補助をもらうことに関しては、詳しいように私の耳には聞こえた・・・。

現在は、障害者年金を受給しているとのこと・・・さらに『生活保護を受けたい』そして1人で暮らしたいそうなのだ。

知的障害4度とはどういう状態なのか?とネットで調べてみたのですが、軽度とは、知能指数(IQ)がおおむね50から75で、簡単な社会生活の決まりに従って行動することが可能です。 例えば、日常生活に差し支えない程度に身辺の事柄を理解できますが、新しい事態や時や場所に応じた対応は不十分です。

と書かれていました・・・。

つまり、軽度の知的障害に分類される4度の状態の人は、社会生活の決まりに従って行動することが可能で、日常生活に差し支えない程度にやっていけるとのこと・・・。

ここでちょっと話が逸れるのですが、最近この『軽度の知的障害や境界性知能』の人を弄って、再生回数を稼ぐ動画が増えているような気がしませんか?

今回のデンジャラス赤鬼さんは、その他のチャンネルとは活動内容が異なるので、これに該当しませんが。

以前私が新宿のフレッシュネスで遭遇した、『愛内アイラ』という女性も、相当なものでした。妊婦さんにも関わらず、タバコをふかし、フレッシュネス店内のテーブルに化粧品を広げ、床に平気で荷物を置き、香水を大量にお股にぶっかけるもんだから、食事中のゲストは溜まったもんじゃない・・・。
同席していた、男性のyoutubeカメラマンも、せめて周りに『配慮』すればいいのに、その様を当たり前のように動画に収めている。

歌舞伎町には他にも名物の女性が複数いて・・・。
TOHOシネマズ横にいる女性ホームレスの前を通った時、いきなりペットボトル攻撃を受けたことがある・・・。
この女性は、いつもこのあたりにいて、時々通行人を攻撃してくる・・・。

大久保公園付近に行くと・・・ラベンダーカラーの襟元ファーコートを着た女性が、マトラッセ風のバックを枕にして、自動販売機横で寝てたりする・・・。

彼女たちの共通点は『youtube』なのだが、出演料というものを貰って今の暮らし(つまりホームレス)を継続させているようですが・・・そもそも・・・税金の支払いどうなってるんだろうか?(え?そっちなの・・・?笑)

話がそれた挙句、話が長くなったけど・・・本日私が言いたい事は・・・。お化けが見えるとか霊が見えるとか言っちゃう人間が全て『統合失調症』『知的障害』その手の類の障害者ではありませんし、霊が見える人が全員不幸になるわけではない!と言うことが、言いたいわけです。

参考までにこの動画に写っている女性は『霊媒体質ではありません。』(当たり前だけど・・・。)私のような筋金入りの霊媒は、霊媒を見ればそれが『本物か偽物か』区別がつきます。

自称霊能者が言っている事が、ネット上での知識の詰め合わせなのか、経験則からくるものなのか・・・と言うところも、判断できます。

最早、基地外レベルの私としては・・・この手の類の方と一緒にされたくない。

霊感がある、霊が見える事が根本の原因で幸せになれない!と言うのは、当人の言い訳にすぎません。
いじめによって精神に異常をきたしたというような事を言ってらっしゃいますが、いじめなら私も一通り経験しています。
霊が見えると口にすると、『頭がおかしい、基地外・嘘つき・気持ち悪い』と言われるから、口にしないだけ。幼少期に散々いじめられたから、学習しただけです。

私は一度もこの性質のせいで、不幸になったとは思った事はありませんし、IQなどの検査も一通りやっておりますが、平均よりちょっとマシな程度のIQですし、非定型な脳でもありません。コミュ力にも全く問題ありませんし、うっかり幽霊が見えても、とても幸せに暮らしています。

あまり言いたくないのですが・・・この手の事を口にする人と一緒にされるのが、本当に私は辛いんです。

私にとって『視える』と言う感覚は、『単に視力が良い人』という程度のこと。特別なことでもなければ、障害年金を貰えるようなことでもありません。

視力が弱い人には見えないような、50メートル先の看板の文字が、視力の良い人にはちゃんと見えてるみたいなものです。

この動画の女性は『入院』を頑なに拒否しているのですが、自分の為だけではなく、自分に関わる周りの人たちのためにも、入院をするという選択肢を持つべきだと思います。

誰だって、何かしらのトラブルを抱えて生きています。

彼女は知的な障害があるという事が前提で、障害者年金を受給出来ているわけです。
当然ですが、脳の障害が日常生活を脅かすのであれば、きちんと入院して治療を行うべきです。

私の知人には『境界性知能』と呼ばれる人たちがいらっしゃいますが、障害者年金などが貰えないので、『自給自足と自己責任』で、気合と根性で生き抜いていらっしゃいます。

人付き合いがうまくいかないことや、人生がうまくいかない事を霊の仕業にしたところで、本人が自分が言っている事が『おかしい』と言うことをきちんと認識しなければ、どんなに金銭的な補償を受けても解決・改善しないと思います。

自分の思い通りにならない事が起こると、その原因を何でも霊の仕業にしたがるような人の周りには、必ず同等レベルの『自称霊能者』が張り付いています。そして嘘を並べて、騙し、陥れ、お金を吸い上げていく・・・。

不合理な強制入院は決してあってはなりませんが、自傷や他害の恐れがなくても、この方のように強度の症状が出てしまっている方に対しては、ある程度の『保護を目的とした措置』が施行されても良いのでは?と思ってしまうのは、私だけなのでしょうか・・・・。

 

今回の元ネタはこちらです。
(前編)になっているので、(後半)のアップを楽しみにしています。
デンジャラス赤鬼 Youtube

Mahalo

POSTED COMMENT

  1. シモン より:

    BeBe様こんばんは。この世で生きているということは誰しも自分の人生が巻き込まれて生きている事だけではなく人の人生を巻き込んで生きているのだけれど、そういった意識を持てない感謝の気持ちを持てないという人がうじゃうじゃいるものだし、都合が悪いことを霊のせいにしかできない、内省できない、謝らない、自分以外のせいにしかしない人というものがいるのだが、巻き込まれた方は本当に苦しいし、とても毎日顔を合わせることなどできないのです。育て方が悪いと人は必ず我儘になってしまうから、離れられない人たちまで離れていくようになってしまうと思うのです。知的障害や境界性の病以前の問題なのかもしれませんね。

  2. シモン より:

    BeBe様、ノーマライゼーション(多様性の尊重)という考え方はやはり「個」という概念が成熟した社会ではまともに機能するのでしょうが、日本のような国だと今のところは障碍者のレベルによっては入院生活のほうが本人にとっても安心できることは否めないし霊媒と障害者を一緒にするような日本の国民性のレベルの低さについてはBeBe様の意見のほうが妥当であると私も思いますし、そのあたりのボーダーラインというのはどこの国にも言えることではないかとも思えます。人の視点から考えてみると日本にはクズが多すぎることは確かだし、レビー小体型認知症の方でも幻覚の場合と霊の場合が混在しているものの本人がそれを見極められないということを考えると幻覚をなくす薬を飲む方が適切な判断だと思いますし、周りの方、特に身内に多大な負担をかけてしまうため致し方のないことではないかと考えます。事実は事実として受け止めるべきではないでしょうか。知的障碍者についてもそれは言えると思います。

  3. シモン より:

    今、動画を見させていただきました。完全に同じ数式で生きていますし、ここまで人生に踊らされて半世紀も生きているというのは異常としか思えません。啓蒙するのは無理ですね。無責任な動画だとも思いました。

  4. Be-Be より:

    シモンさま

    先日、この動画の後編もアップされたのですが、なんとも形容し難く・・・複雑な気持ちです。
    言いたい事は山ほどありますが・・・グッと呑み込んでおります・・・。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。