霊障

屋祓い

Aloha

ここのところ、お休みがなくてあまりブログを更新するゆとりがないアタシです。

つい先日は大阪に行きました・・・。
東京駅が異常に混んでいて・・・日本語はあまり聴こえず、多国籍な言葉が飛び交っておりました。

さらに新大阪に着くと・・・。
気温34度・・・・⚪︎ヌ・・・・拷問ばりの暑さの中・・・。

クライアントさんにお迎えに来て頂き、監修物件に到着・・・。デフォルトで窓が少ない家だったのと、リノベ前でエアコンがなくて・・・サウナ状態・・・。

クライアントさんが、首にぶら下げる扇風機を配給してくださったのだが・・・生暖かい風が吹くだけで全然涼しくない(笑)

さらに・・・風水監修だけで済むと思っていたけれど・・・現実はそう甘くはなかった・・・。

ここ数年あまりお目にかからなかった、『野狗(やこ)』に久しぶりにお目にかかることとなりました・・・。(竹原春泉画『絵本百物語』より「野狐(のぎつね)」)

30代の頃、兄弟子と共に日本全国津々浦々・・・いろんな所にこの屋祓いのお手伝いに、行っていた時期がありました。今思えばいい経験をさせて貰えたな・・と思うのですが、当時のわたしはスポットライトが当たらない(笑)地味な作業ばかりのこの家祓いに呼ばれるのがあまり好きではありませんでした。(ギャラが出るわけじゃないし・・・ひたすらお手伝いばっかりだったし・・・。)

スルメや榊や供物を買いに行ったり、プロ野球界のクライアントから『身バレしないように変装して来い』と命令されて、兄弟子とお揃いの白いダウンを着てペアルックを気取り、野球ファンに混ざって、魚やら榊やらを抱えて指定先のホテルに行ったこともあるのよ・・・。(これ多分過去ログにあると思う・・・。)

野狗だと思って、スルメを燻っていたら・・・思いっきり人霊だったこともあったし・・・。別の兄弟子の話では、悪鬼の類だと見誤り思いっきり派手に祓いをやっていたら、相手が高級神霊だったとかいう話も当時耳にして・・・。

あの頃の話は何年経っても色褪せない(笑)愉快な思い出だし、よくよく考えればノーギャラ以前に(笑)特別な知識を叩き込んで貰えた事に感謝ですよね・・・・。

 

ということで・・・風水監修は鮑先生にお任せして、あたくしは清め・浄化の作業。(わたしは祓うという言葉を使わず、ご供養、清めるという言葉を使います。)

通称屋祓い・・・。

私が20年近く前に学んだ屋祓い(ご供養・浄化)のスタイルは、スルメを練炭で炙って家中に干物のいい香りを充満させ、口笛で自然霊を召喚する神道スタイルなのですが・・・。

野狐を想定していなかったので、急なことで燻るスタイルのスルメが手に入らず(笑)とりあえずおつまみの『げそ』で代用したのですが・・・。

34度を超えた晴天の日に・・・窓の少ない・・・築80年レベルの古い物件の中で・・・開封の儀を行った途端・・・・燻らずとも凄まじい干物の匂いが室内に充満し・・・ちょっとしたスメハラ・・・(スルメハラスメント・・・♪( ´▽`))

野狗さんとの交渉が終わり、交渉の内容を伝え、きちんとお祀りしていただくようにお願いして、風水監修、家祓いを終えると・・・。

帰り際にとっても可愛いプレゼントを頂きました♩
『BeBeさんに似合うかな〜って考えながら選んだんですよ〜。』って言って頂いたの。(嬉しい・・・涙。)
あたくしめなんか、輪ゴムで充分なんだが・・・M姉さんありがとうございます。

この日はトンボ返りで東京へ・・・。だって翌日は、エレナさんの2周年記念イベント緊急出演の日だったから・・・・。

今回は初めましての方とのご縁を結べて、とても楽しいエレナ2周年イベントでございました。

仲良しのクライアントさんから、お誕生日プレゼントも頂いちゃいました。
Aちゃんありがとう〜♩

庶民のアタクシめ・・・普段はアウトレットでしか買えないSABONの詰め合わせ(笑)いい香りを纏って・・・明日は鎌倉へ陰宅(お墓)と陽宅(お家)の監修に参ります。

mahalo

 

POSTED COMMENT

  1. 智貴ちゃん より:

    業務終える度に、先生フラフラなのでしょうね…
    どうか御自愛下さい…
    アタクシも先日緊急で見立てをやっていたのですが、ご依頼人とオンラインで数時間セッションしていただけで終了後はフラつきました…

  2. さくらもち より:

    祓う→ご供養、清めるに言葉を変えると全然違いますね。

  3. 名無し より:

    こんにちは!
    久しぶりの更新がキツネさんネタで
    ちょっと嬉しいです。

    私は長年、稲荷信仰をしています。
    毎月伏見稲荷に参拝し、
    伏見稲荷で商売させてもらっています。

    そんな私が以前から思っていたことは
    お供えの「スルメ」です。
    通常、お供えに海産物や動物の肉は聞きません。
    地域によってはあるかも知れませんが、
    一般的な説では神様が生臭さを嫌うと
    聞きます。

    それがお稲荷さんではスルメまたはさきイカが
    お供えとしてセット販売されています。
    キツネが肉食だからですかね??
    とても興味深いです。

    ビビさんのお祓いの話を聞いてますます
    ああ、やっぱり!と納得しました。

    これからも暑さ厳しいので
    くれぐれもお身体にはお気をつけください。

    追伸、いぶすスタイルのスルメはこの時期、
    ネット販売になりますね。笑

  4. Be-Be より:

    名無しさま
    こんにちは、燻すスタイルのスルメってこの時期は、なかなか手に入らないみたいですね。
    ここのところ、野狗さんが立て続いているんですよ・・・。

    ちなみに神道ではお供物にスルメを使用するんですよ。
    神様が生臭さを嫌うとは初耳です。
    そんな話もあるんですね・・・・。

  5. Be-Be より:

    さくらもち様
    はい。
    祓うという言葉は基本的に使わないんです。

    わたしはご供養する、浄化する・・・そういうふうに躾けられました。

  6. Be-Be より:

    智貴ちゃん

    毎回怒涛の疲労感で帰宅しております・・・。
    これじゃあ顧問契約にした意味がないんじゃないかと・・・・最近思い始めています(涙)

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。