関係者の皆様へ
この度は、監修日程を急遽変更することとなり、心よりお詫び申し上げます。
変更により発生した諸費用に関しましては、お手数ですが私の方にご請求下さい。お忙しい中、急な日程の変更にご尽力いただき心より感謝申し上げます。
無極上帝派道術協会 美美
Aloha
気づけばもう・・・9月も終わりに近づいています。
もうすぐ10月・・・。
10月は神無月(かんなづき)ですね・・・・。
先日、風水のクラスのお生徒さんから、10月に神社に行くのは無意味ですか?というご質問を頂戴しました。
神道では10月は全国の神様が出雲(いずも)に集まってしまうため、「神様が留守になる月=神無月」と呼ばれているのですが、本当に神様がお留守になるのでしょうかね・・・(笑)
実は、これは半分正解で、半分誤解なんです。
そこで、本日は「神無月神様不在説」の真実について、お話しようと思います。
さて・・・本当に神無月は神様がお留守なのでしょうか?
真実①:神様が集まる出雲地方だけは、神様がいる「神在月(かみありづき)」と呼ばれています。
真実②:重要なポイントは、全ての神様が留守になるわけではないということです。
恵比寿様、かまどの神様など、仕事や生活に密着した神様は、私たちを見守るためにその場に残ると考えられています(通称留守神様)。
それと、氏神様(うじがみさま)も、その場を離れることはないと言われています。
つまり、皆さんの日常を見守る神様は、10月もちゃんと神社にいらっしゃいます。
参拝は決して無意味ではありません。
神無月だからこそ神社参りをするべき理由
理由①
神様が全国的に忙しい(出雲会議に参加している)時期だからこそ、留守番をしてくれている神様に「いつもありがとうございます」と特別な感謝を伝える絶好の機会だと考えてください。
理由②
神様が旅立っている(または帰ってくる)神社では、出雲までの往復の旅の安全を祈願する気持ちで参拝しましょう。
神様への「いってらっしゃい」「おかえりなさい」の気持ちが、神様との深い繋がりを生みます。
神無月のお参りで実践したい「3つの心得」
心得①
氏神様を最優先に参拝する。
前述の通り、地域を見守る氏神様は留守になりません。まずは、自分の住む場所の一番近くにある神社に参拝し、日常の守護への感謝を伝えましょう。
心得②
「祈願」よりも「感謝」を伝える。
個人的な願い事(祈願)よりも、神様を見送る、または留守を預かる神様に日頃の感謝と、労いの気持ちを伝える参拝を心がけましょう。
心得③
神在月(出雲)の文化に触れる。
もし遠方参拝が可能なら、10月に賑わう出雲大社を訪れてみるのも特別な体験です。
旅が難しい場合は、神在月の文化や風習を調べてみるだけでも、神様との繋がりを感じることができます。
10月の神無月も、神社参拝はまったく無意味ではありません。むしろ、神様が旅立つ時期だからこそ、残ってくださっている神様に心を込めて感謝を伝える、日本人らしい奥ゆかしい心が試される月と言えます。
ぜひこの10月は、近くの神社を訪れ、静かで清浄な空気の中で、特別な「神無月の心得」を実践してみてください。
ちなみに、道教寺院は先日旧暦の7月が終わったので今週からは、旧暦8月のスタートです。
鬼月と呼ばれる旧暦7月は、台湾の廟はご供養に徹するため、あまり神事を行いませんが、(神様のお誕生日は別)運が良ければ、今月からは神降しなどの祀事に遭遇するチャンスです。
台湾はこれからがベストシーズンなので、『どうしても叶えたいお願い事かある!』という方は、ぜひ台湾の神様にもご挨拶に行ってみてください。
道教の神々への参拝は”即効性”が高いので、あなたの願い事を叶えてくださるかもしれませんよ(笑)