BeBeのつぶやき

慢心は身を滅ぼす

Aloha

今日の新宿は雨・・・。
姉の彩とうきわちゃんと、外出せずに引きこもってダラダラと、1日を過ごしました。
以前は何もしない日があると、嫌悪感のようなものが込み上げていましたが・・・。最近は随分とおおらかになってきて、”そんな日があってもいいよね〜♪”って思えるようになってきました。

ここ何年も何年も、仕事をしなくてはいけない・・・働かざる者食うべからず・・・の思い込みで、強迫観念にかられながら仕事をしていたので、歩みを緩めた今の暮らしに時々不安を感じることもありますが・・・それと同時に、とても感謝しています。

思い起こせば、コロナ前のスケジュールは、ハワイ→ソウル→台湾→ハワイと年に何回も、海外に出かけていましたが・・・(笑)
最近は、昨年の12月にやっと3年ぶりに台湾へ渡航したくらいで、その後特に海外へ行く予定もなく、福岡と東京を行ったり来たりしながら暮らしていますが、以前の私ならこんな退屈な暮らしだと、怠け者みたいでとてもストレスだったと思うけど、今はこのペースで良いんだよって、自分に言い聞かせながら暮らしています。

鑑定業から完全に退いてそろそろ1年が経とうとしています・・・。

この3年で、私の仕事内容は変容していて、以前のように鑑定メインの暮らしではなくなってしまったのですが、このタイミングで、少しずつ心境に変化が出てきました・・・。

きっかけは、知人の就職活動の相談を受けた事なのですが・・・。
スペックは私とほぼ同じで、同等クラスの短大卒(理系)、TOEICの点数や、英検、秘書検定、ついでに簿記(ちなみに私は4級なので2016年に廃止された資格・・・w)など、ほぼほぼどっこいどっこいのスペックですが、私と違うところは彼女は元大手の商社勤務。

20代半ばで商社マンと結婚し、子育てがひと段落したので、年初から就職活動を始めたそうなのですが・・・全く希望している仕事がない上に、気に入っても面接すらしてもらえず、いくつか応募してもほとんど書類でアウト・・・やっと社長面接にまで残った会社では、年齢(40代後半)であることと、ブランクがある事を理由に落選(本人談。)・・・大げさな話ではなく、今年の1月からはじめた就職活動で、大小合わせて軽く100社は駄目だったそうです。

だったら、せめてアルバイト・・・と、色々と調べてみるものの・・・どれも時給や待遇が気に入らない・・・。

そんな中でも、やっと1社事務系のバイトで、とりあえず”試用”が決まったそうです。
元は商社勤務ですから、『自分はお前らとは違うんだよ・・・なんてったって元商社勤務だからな・・・。』という、謎のプライドを身に纏い、初出勤・・・。月曜に出勤して・・・金曜の16時には採用取り消しになったそうな・・・・。

この話を聞いて・・・私は同情どころか・・・失笑してしまいました・・・。

彼女は、元大手の商社に勤務していた事を、過大評価していますが・・・。
このご時世・・・元大手の〇〇勤務なんて肩書では、ご飯は食べれません・・・。

しかも彼女は、40代後半で50の声が聞こえてくるBBA期のお年頃・・・・。
しかも、結婚から20年以上のブランクがある上に、自分のパソコンすら持っていない人。(必要な時ご主人のパソコンを、使用するそうです。)

ChatGPTのバージョン4がリリースされちゃったこのご時世・・・。
誰がこんな浦島太郎みたいな、無知なプライドだけ無駄に高い主婦を採用するのだろうか・・・。
こんな人にお金を払わなくても、指示を出せばChatGPTちゃんがコード書いてくれるし、CANVAとMidjourneyでAIイラストが自動生成出来ちゃう世の中よ・・・。

あんまり厳しいこと、言いたくないけど・・・50が近いオバハンを、どこの会社が採用してくれるわけ?
そう思うと、少々怒りが湧いてきたわけですよ・・・。

彼女は、元大手の商社勤務という部分にとてもプライドを持っていますが、私に言わせればそんな20年も前の話、何の意味もないと思うんですよ・・・そもそも彼女自身の経歴に、その後一切のアップデートが加えられていないわけですから・・・。

私自身もかつては、モデルの仕事だけでは生活出来ない時代もあったので、秘書業務や経理などの仕事をしていた時代があります(これ実話・・・笑)その頃培った経験は、起業の際に私の心の支えにもなりました。

過去の栄光にしがみついていても・・・何も始まりませんから・・・。

そして、ここからが本題・・・・。

何を思ったのか・・・彼女からこんな言葉が発せられました。

『面白そうだから、占い師やってみたいんだけど、仕事紹介してもらえない?』

世の主婦の方がみ〜んなこうも、無知だとは言いませんが・・・身の程知らずにも程がある・・・。

占い師とて、鑑定館に勤める場合にはオーディションもあるし、場合によっては集客のノルマ、売上のノルマや待機時間ノルマなどそれなりの規制があります。
アプリ系の会社に所属する場合も、オーディションは必須ですが、待機時間のノルマ、売上ノルマなども発生します。
独立・起業ともなると、そこそこ賢くないと生き残れません。

最近は、厳しいオーディションをやらず誰でも登録可能な、占いアプリ会社もあるようですが、そもそもそういうモグリ系の会社の場合、まともな運営会社がサポートしていないので、いくら待機しててもお客が取れません(笑)
大手のアプリ会社は、運営がしっかりとサポートしてくれるし、莫大な人数のユーザーさんを常に抱えているからこそ、占い師側が稼げるわけですよ。

自己評価だけ”チョモランマ”で、使用期間中にクビになるような人が、簡単そうだからという理由で占い師になろうなんて・・・。
正直こういう方とは、あまり関わりたくないですよね・・・。

本日の格言
慢心は身を滅ぼす

驕り高ぶる気持ちが破壊を招く

人の振り見て我が振り直せ・・・。
誰よりも私こそが・・・気を付けなくてはならない事だと痛感いたしました。

ついでに・・・忘れかけていましたが、鑑定業務も私にとっては、ありがたい職業の一つです。
鑑定の再開を、視野に入れようと思い始めました・・・。

それと同時に、うっかりな己の慢心もついでに戒めておく必要を感じた、出来事でした。

Mahalo

POSTED COMMENT

  1. ありさ より:

    同じ年代の女性なので、思わずコメントしてしまいました。
    明日は我が身、引き締めていかなければ。
    今の会社の社長がサイコパスで怒り出すと人を貶めるまで手綱を緩めないのをみて、さて、別を探すかと思ったところでしたのでタイムリーでした。
    ここで、精神壊すまでいるか、きりを見て転職すればいいやと思えるのでは気持ちの持ちようが全然違います。後者になるべく、私は子供が小さい時も専業主婦を選んできませんでした。

    タイミングやお相手の状況もあると思うのですが、基本、ブランクあると余程、スキルが高くない限り次はありません。
    働きたいと思ったことは悪いことではないですが、英語もプログラミングの知識もない人を雇う余裕は今の日本にはないでしょうねぇ。。

    ならば、せめて、素直なおばちゃんになり、何が何でも吸収するぞ!という気概も必要かと思います。
    もちろん私も自戒します。

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