道教(タオイズム)

住職と関帝様の不思議なお話・・・その2。

Aloha

今日はテキスト作りをしようと思っていたのですが・・・雑用を済ませているうちに日が暮れてきました・・・。
久しぶりに涼しい1日でしたね・・・。
昨日までの34℃はなんだったんだろうってくらい涼しい・・・。

でもまた明日からは台湾なので、日中は31℃くらいは覚悟しなくてはならないのですが、台湾も夕方くらいからは少しだけ過ごしやすくなります。毎週のように台湾に行っているので、旅行の前日に荷物を詰めたりする作業は特にないので、先週着ていた服をそのままトランクにセットして準備完了です。

さて、本日は昨日のお話の続きなのですが・・・皆さんは、自分の前世ってものに興味はありますか?

ちなみにあたくめは、あまり前世というものに興味はなく、そもそも前世がどうとかそういう話を聞くたびに、その胡散臭さに笑いを堪えてコロコロ転がってしまうタイプです。(どんなタイプなん・・・。)
前世であなたは、〇〇だったとか・・・たとえそれが事実だったとしても、そんな古い話を聞いたところで、今を生きる私たちには、あまり関係のない話だと思ってしまうんですよ・・・。

お金をもらって前世の鑑定とかしてる自称霊能者の方々を否定(小馬鹿に)しているわけではないのですが、正直肯定もしてません。(笑)

とはいえ、私自身前世の記憶が全くないのか?と聞かれると、子供時代から繰り返して見る『同じ夢』というのがあります。

2種類あって、おそらく日本ではない場所で、追いかけ回され逃げ回った挙句、馬小屋に隠れて見つかって、結局火を放たれて藁が焼ける音と共に死んでいくっていうシリーズと、中華圏と思われる場所で、黒い犬を連れて”祈りごと””祓いごと”のような事を手伝っている夢・・・。

この2つの夢は、子供の頃から幾度となく繰り返し見ている夢なのですが・・・もし前世というものが本当にあるのなら、私は焼き殺されるような悪い奴だったという事になる・・・。

夢の中に出てくる、私の部屋には薬草の瓶が色々あって・・・私は薬草を煎じて生計を立てていたのかな?って、思った事があるのですが・・・。(現世でも薬草オタクだったりするのは、ここがルーツなのか?)

前世の記憶がたとえ本当にあったとしても・・・今を生きている私にとっては何の意味もない・・・。
たとえば・・・前世あなたは、絶世の美女クレオパトラだったのよって言われたとして、何の証拠もなければ、それによって何かしら私が恩恵を被ることはない・・・。

男の人を口説く時、『私を心の目で見なさい!私の前世はほらっ!こんなに美しいクレオパトラなのよっ!!』

こんな事を誰が信じるのだろうか・・・そもそも前世はクレオパトラよ!って言われても、目の前のあたしはアラフィフのBBAなわけだ。

でも、最近ちょっとこの前世の記憶というものを考え直すきっかけに遭遇しました。

前世は正直何の意味もなさない・・・・そう思って生きてきたけれど、今回の台湾でのお筆先を見て・・・。

前世というものが稀に、現世に影響してくることもあるのではないか?という考えが、浮かんできました。

この話・・・長くなるのでかい摘むとね・・・。(またかい摘むんかいな・・・。)

住職が修行時代にお世話になった女性のお師匠さん(当時テレビとかにたくさん出てた方だから、名前出したらわかる人いると思うんだけど・・・。)から、ある時『お前の魂祖(たまおや)は中国だよ。』と言われた事があるそうです。

色々あって(お師匠様の方に問題があって・・・。)現在はこのお師匠様とは縁を切っていらっしゃる住職ですが、この魂祖(たまおや)が中国という言葉が、時々気になっていたそうです。

とはいえ、現世では日蓮宗のお坊様ですから、毎日お勤めがあるわけで、日々の作業に忙殺されて魂祖のことを忘れていました。

しかし・・・ある時から・・・ご自分でも不思議に思うそうですが、これまで興味がなかった中華圏のことや、関羽将軍について、無意識に調べるようになったそうです。

ふと気づけば、関羽将軍の文献を見ていたり・・・三国志を調べていたり・・・・。

調べれば調べるほど・・・興味が湧いてくると同時に・・・悲しみの感情も湧いてきたそうです。
そして、ある日・・・何かとても大切な事を忘れてしまっている事に、気付いたんだんだとか・・・。

『そういえば・・・以前お師匠様から、お前の魂祖(たまおや)は中華圏だ。』と言われていた事を思い出し、自分の中で消化出来ずに燻っている得体の知れない記憶について、探ってみたい衝動に駆られたのでございます。

住職のこの記憶を探る旅が、今回の台湾行脚でございました。

台湾に到着すると、まず私たちは住職と相性の良い関帝様を探しに、関帝廟で向かいました。

相性の良い関帝様と聞くと・・・神様と相性があるのかい?って思う人いらっしゃると思うんですけど・・・。

相性ってあるんですよ・・・。

さて、この話の続きはまた次回・・・。

パート3に続く。

Mhalo

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